「R」マークのランニングシャツで走る立教大の選手たち(昨年10月の第100回箱根駅伝予選会で)

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 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が19日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースで行われる。

 今季、新監督を迎えた神奈川大や山梨学院大など43チームが午前9時35分にスタートし、上位10チームに与えられる本大会(来年1月2、3日)の出場権を目指す。(田上幸広)

上位争いは中央大や東海大か

 前回の予選会直前に当時の監督が辞任する試練に見舞われた立大は、今年4月から高林祐介監督(37)が率いる。駒大コーチから転身した新指揮官の下、今年が創立150周年の伝統校は本大会でのシード権獲得を目標に掲げる。前回の本大会では体調不良者が相次いで苦戦した中大は、3大会ぶりに予選会から箱根路を目指す。前回の本大会で11位だった東海大などとともに上位争いを展開しそうだ。前回は第100回の記念大会のため、予選会から13校が本大会へ進んだが、今回は通常通りで激戦が予想される。

 ◆予選会の方式 各チーム10〜14人がエントリーし、そのうち10〜12人が走り、上位10人の合計タイムで競う。来年1月2、3日の本大会に進めるのは上位10校。出場権を得られなかったチームの選手で関東学生連合チームが編成される。