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イスラエルは17日、パレスチナ自治区ガザ地区でおこなった軍事作戦で、イスラム組織ハマスの最高幹部ヤヒヤ・シンワル氏が死亡したと発表しました。

イスラエル軍は、ガザ地区でおこなった作戦で死亡した3人のうち、1人がハマスの最高幹部・シンワル氏の可能性があるとして調べていました。その後、歯型やDNA鑑定によって、シンワル氏の死亡が確認されたということです。シンワル氏は、去年10月のハマスによるイスラエルへの攻撃の首謀者とされていて、ことし8月、ハマスの最高幹部に選ばれていました。

地元メディアによりますと、イスラエルのカッツ外相は、世界各国の外相に宛てたメッセージの中で、「これはイスラエルにとって偉大な軍事的、道徳的成果であり、イランが率いるイスラム過激派の悪の枢軸に対する自由世界全体の勝利である」と成果を強調したということです。

また、カッツ氏は「この殺害によって人質をただちに救出し、ハマスとイランの支配から解放されたガザを作る可能性が生まれた」としています。