北中米W杯アジア最終予選第4戦に臨む日本代表は15日、埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表と対戦する。午後7時35分のキックオフを前にスターティングメンバーが発表され、10日のサウジアラビア戦(◯2-0)から先発メンバー2人変更。体調不良でメンバー外のMF遠藤航(リバプール)に代わってMF田中碧(リーズ)、シャドーのMF鎌田大地(クリスタル・パレス)に代わってMF久保建英(ソシエダ)が入った。

 フォーメーションは引き続き3-4-2-1でGKは鈴木彩艶(パルマ)。3バックは左からDF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)、DF谷口彰悟(シントトロイデン)、DF板倉滉(ボルシアMG)が並ぶ。ダブルボランチはMF守田英正(スポルティング)と田中が今予選で初めて組み、守田が遠藤に代わるゲームキャプテンを担当。ウイングバックは左にMF三笘薫(ブライトン)、右にMF堂安律(フライブルク)が入り、シャドーは左にMF南野拓実(モナコ)、右に久保。1トップはFW上田綺世(フェイエノールト)が務める。

 ベンチ入りメンバー枠は23人。14日の前日練習を体調不良のため欠席していた遠藤の他、DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)がベンチから外れた。一方、サウジアラビア戦でメンバー外だったMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、DF望月ヘンリー海輝(町田)が新たにベンチ入りしている。(※当初、望月は公式側のミスでFW登録となっていたが、DF登録に変更)

 対戦相手のオーストラリアはFIFAランキング25位。過去の通算対戦成績では日本が11勝9分7敗と勝ち越している。W杯最終予選では5大会連続で同じグループに入っており、過去4大会の戦績は3勝3分2敗。ホームでは2勝2分と無敗を保っている。

 今回の最終予選では日本が3連勝を果たし、首位を独走している一方、オーストラリアは1勝1分1敗の2位と苦戦中。もっとも、前回大会予選は同じ第4戦でオーストラリアと対戦し、当時1勝2敗の日本が3連勝中のオーストラリアを破っており、油断のできない重要な一戦になる。

<出場メンバー>

[日本]

▽先発

GK 1 鈴木彩艶

DF 3 谷口彰悟

DF 4 板倉滉

DF 16 町田浩樹

MF 5 守田英正(Cap)

MF 8 南野拓実

MF 17 田中碧

MF 10 堂安律

MF 20 久保建英

MF 7 三笘薫

FW 9 上田綺世

▽控え

GK 12 大迫敬介

GK 23 谷晃生

DF 2 菅原由勢

DF 22 瀬古歩夢

DF 18 望月ヘンリー海輝

MF 14 伊東純也

MF 15 鎌田大地

MF 21 旗手怜央

MF 13 中村敬斗

MF 6 藤田譲瑠チマ

FW 11 前田大然

FW 19 小川航基

▽監督

森保一

(取材・文 竹内達也)