(左から)中田クルミ、前野朋哉 ©︎フジテレビ

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 フジテレビ系にて放送中の鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める月9ドラマ『嘘解きレトリック』の第3話に、中田クルミと前野朋哉がゲスト出演する。

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 本作は、『ガリレオ』シリーズ(2007年~2022年)の演出・西谷弘とプロデューサーの鈴木吉弘のタッグで贈る“レトロモダン路地裏探偵活劇”。原作は、『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2012年から2018年まで連載されており、累計発行部数100万部を突破している都戸利津による同名コミックだ。

 10月21日放送の第3話にゲスト出演する中田が演じるのは、料亭で働く和装の美人な仲居。ある日、刑事の端崎馨(味方良介)は、左右馬(鈴鹿央士)に『六十番街』に新しく出来た料亭の写真を見せ、その写真に写っているひときわ美しい仲居が“松葉牡丹の君”ではないかと話す。端崎は以前、左右馬からもらった九十九夜町名物の「つくも焼き」を食べていると、食あたりで倒れ込んでしまい、一人の女性が端崎を介抱。端崎は女性の顔を見ていないが、着物に松葉牡丹の絵柄があったことを覚えており、写真の女性が命の恩人である“松葉牡丹の君”だと言うのだ。当時、女性の顔を見ていた左右馬は、端崎が見せた写真の女性とは別人だと言うが、鹿乃子(松本穂香)にはその言葉がうそだと分かり……。

 プライベートでも着物を着付けしているという中田は、本作がフジテレビゴールデン帯ドラマ初出演にして、初の月9出演となる。

 同じく第3話にゲスト出演する前野が演じるのは、九十九夜町にある古道具屋の店主。貧乏探偵の左右馬の事務所は人からもらったガラクタだらけ。“うそを聞き分ける能力”を持つ鹿乃子と出会った左右馬はその能力を利用して、古道具屋でガラクタを売ろうとたくらむ。そこで左右馬たちが訪れたのが、前野演じる店主が営む古道具屋。ガラクタを安く買い取ろうとする店主だが、鹿乃子の能力によって、買い値のうそがばれてしまい、左右馬と鹿乃子の思い通りにやられてしまう。さらにこの店主、先日『六十番街』で酔いつぶれて寝てしまったところ、財布を盗まれてしまい踏んだり蹴ったり。そんな中、鹿乃子は左右馬におつかいを頼まれて、再びこの店主の元へ行くと、物語は大きく動き出すことに。

 監督業もやっている前野は、自身の監督作『ゴーストレート』(2015年/フジテレビTWO)で中田を主演に起用している。そんな前野の月9ドラマ出演は、『好きな人がいること』(2016年)以来8年ぶりとなる。

 あわせて、中田と前野からはコメントも到着。月9ドラマ出演に対し中田は、「初めての月9出演、とてもうれしく心躍っております」と喜びをコメント。前野は「3話は左右馬、鹿乃子、端崎の心の揺れや“嘘のない”気持ちが描かれています。なんとすてきで…左右馬と鹿乃子コンビはどこまでもかわいい! いや、端崎も愛おしい。と演じながら思っておりました」と本作の魅力を語っている。

コメント中田クルミ

初めての月9出演、とてもうれしく心躍っております。舞台設定から衣装、セットの至る所まで繊細に紡ぎ上げられたノスタルジックな世界に浸り、私自身まるでタイムスリップしたような気持ちで撮影に参加させていただいております。少し張り切って過ごした月曜日。そんな夜に心をそっと温めてくれるような、ちょっと不思議で優しい物語です。皆様に愉しんでいただけるよう、精一杯頑張ります。

前野朋哉

僕はちょっとケチな、古道具屋の店主で参加しています。3話は左右馬、鹿乃子、端崎の心の揺れや“嘘のない”気持ちが描かれています。なんとすてきで…左右馬と鹿乃子コンビはどこまでもかわいい! いや、端崎も愛おしい。と演じながら思っておりました。是非、3話からでも! いや3話から見るならTVerで1、2話を追っかけて、3話以降はぜひオンタイムでご覧ください!(文=リアルサウンド編集部)