キングオブコントを制し喜ぶラブレターズの塚本直毅(左)と溜口佑太朗(撮影・金田祐二)

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 コント師日本一を決める「キングオブコント2024」の決勝が12日、TBS系で放送され、お笑いコンビ・ラブレターズが1stステージとファイナルステージの合計947点で優勝。史上最多エントリーとなった3139組の頂点に立ち、賞金1000万円を手にした。

 5度目の決勝で栄冠を手にした。2009年の結成後わずか2年後の2011年に決勝初出場。ここまで幾度も優勝候補に挙げられながら悔しい思いをしてきたが、ついに雪辱を果たした。

 塚本直毅(39)は「諦めずに続けてきてよかった。(優勝まで)だいぶと粘りに粘ったので、これからも胸を張って活動していけたら」と目を潤ませた。溜口佑太朗(39)は「ずっと負け続けてきた人生なので…。こんなこともあるってことを自分で信じていなかった」と感無量。2人は、事務所の大先輩・大竹まこと(75)から「どうせ、優勝できないんだから。そういう気持ちでやれ」と送り出されたと明かし「ロングコートダディかファイヤーサンダーが優勝するんだと思っていた」と笑わせていた。