宮崎謙介氏がひろゆき氏と大喧嘩 討論番組で「秘書5人雇用は無能」にブチ切れ「マジでぶっ飛ばしたくなる」「うるせーし」
元衆院議員の宮崎謙介氏が4日配信のYouTubeチャンネル「ReHacQ」に出演。実業家のひろゆき氏と口げんかの言い合いになった。
この日の企画は「酔うまで生テレビ」。橋下徹氏をホストに、石丸伸二氏、岩田明子氏、菅野志桜里氏、安野貴博氏がアルコールを片手に、石破政権や政治とカネなどについて討論。ひろゆき氏は在住するパリからオンラインで登場した。
宮崎氏はなぜ「カネの問題」がなくならないかについて「一番コストなのは秘書給与」と話し、自身が議員時代に、公設、私設あわせて8人の秘書を雇い「5人分の給与は自腹だった」と語った。
議員時代の給与を「手取りで58万円でキツキツだった」と公開した上で、さまざまな党や派閥、勉強会への寄付や会費、地元の式典出席などさまざまな出費が飛んでいく窮状を訴えた。
ひろゆき氏は辛らつにかみついた。「手取り58万円は安いかというと、年収ベースで900万円。めちゃめちゃもらっている。さらに秘書を5人雇わないとって、それ無能だからですよね」
この発言に、宮崎氏も点火。「どういうこと?おいおいおい、現場分かんねえくせに言ってんじゃねーよ。マジでこれ、本当にひろゆきさん、ぶっ飛ばしたくなる」と語気を強めた。この時点でひろゆき氏もいつものせせら笑いがなくなり、真剣な表情に変化した。
宮崎氏は「真面目にやってたから言わせてもらうけど、あなたね、もっと現場を分かった方がいいと思う、これに関していうと。無能だから秘書が足りないって、バカじゃねーの、あんた。これね、国会議員衆議院議員として選挙区預かった人間からすると、マジだから。これね、みんな敵に回したよ」と息巻いた。
「そんなヤツ、敵に回していいですよ」と返すひろゆき氏に「いやいや、うるせーし」と怒り心頭の宮崎氏。「どんだけ地元から陳情来るか、どんだけ地元に顔を出さなきゃいけないか。全く分かっていない。1日でもカバン持ちしてみろよ」と呼びかけた。
ひろゆき氏も「地元の陳情を聞くのが国会議員ではありません!カバン持ちするのも政治家の仕事ではありません!無能だから陳情も聞かなきゃいけないし、カバン持ちもしなきゃいけないんですよっ!」と珍しくボルテージを上げた。
「政治家は法案をつくって法案を通して日本をよくすることが仕事で、陳情を聞くことでもカバンを持つことでもないです。あなたは政治家の仕事を間違ってます」
宮崎氏は「いやいや、間違っていない。それが仕事なんだから」と返すが、「偉い人のカバンを持ったらどうして日本がよくなるのか説明してもらっていいですか?」とド迫力にピシャリ。なぜかカバン持ち=議員の仕事になってしまったが、宮崎氏も受け入れ、「あなたが衆議院議員の実態が分かるからです」と打ち返した。ここからはお互いがほぼ喧嘩状態で言い合いに。石丸氏が「水かけ論になるので。陳情を聞いて地元を回って何をされたんですか?」と仲裁に入った。
その後、宮崎氏は議員時代に難病指定されていないが深刻な病気に冒されている有権者から受けた陳情の例を説明。宮崎氏が行政に運用させたことを説明した。