評論家の山田五郎氏が原発不明がんを公表「ぎっくり腰ではなくがんだったんです」

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評論家でコラムニストの山田五郎氏(65)が4日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、原発不明がんであることを明らかにした。

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 山田氏はこれまでも、腰の状態がよくないことを明かしていた。「あんまりいい話じゃないから黙っていようかと思ったんですけど、あんまりご心配かけるのもなんなんで。病状をご報告しておこうと。ぎっくり腰やっちゃってみたいなことを言ってたじゃないですか。あれがですね、ぎっくりじゃなくてがんだったんですよ」と、がんであることを明かした。

 「がんが骨に転移して、腰椎が圧迫骨折を起こしてました。痛かったはずですよね。腰痛って言ってた頃、人間ドックでエコーやったら肝臓がえらいことになっていました」と告白した。

5カ月前までは、どこも異常はなかったという。

「何もなかった肝臓をMRI撮ったら、パチンコ玉ぶちまけたみたいにがんができて。それがリンパにも転移しており、骨もあちこち転移。そんな状況だったんです」と説明した。

さらに「骨も折れとるぞみたいなことです。当然そんな状況だからステージ4Bとかそういうやつじゃないですか」と明かした。

手術も難しく、化学治療する意向だという。ただ、がんの化学治療は、原発を見つけないと、治療の方針が決められないのだという。

山田氏は、さまざまな検査を受け、原発を探したが、なかなかわからなかった。

「腫瘍マーカーですい臓がんになった時に上がる数値が上がったので、すい臓が怪しいとか、胆のう怪しいとか。でも、分からなかった。乳がんの検査もやって、マンモグラフィーって男もできるんだなぁみたいな。できるんだよ。はさめめるんだよ」などと語った。

 最終的には、原発不明がんという診断になったという。

「それでしばらく前から抗がん剤治療をやっている。そういう状況なんです。腰はあまりにつらいので、腰だけ先に放射線当てたら、これが劇的に効いて、腰の痛みはおかげさまでだいぶ楽になりました」などと語った。

山田氏は講談社の編集者を経てフリーに。テレビのバラエティー番組にも多く出演している。