女性用風俗店に勤務していたとして、神奈川県の海老名市消防本部は4日、消防署第1警備課の男性主事(28)を停職1カ月の懲戒処分にした。

 市消防本部によると、男性主事は昨年3〜5月、借金を返すために女性用風俗店で働いた。計5回勤務し、計約1万2千円の報酬を得たと話しているという。

 市ホームページの問い合わせフォームに、消防職員が風俗関係の仕事をしているのではないかとの匿名の問い合わせがあったことをきっかけに明らかになった。営利企業への従事などの制限に違反するほか、職員の信用を傷つけたとして処分した。