現行契約は今季限りも…トッテナム、ソン・フンミンの契約延長条項を行使か

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 トッテナムは、韓国代表FWソン・フンミンの契約延長条項を行使することを検討しているようだ。25日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在32歳のソン・フンミンは、2015年夏にレヴァークーゼンからトッテナムに完全移籍。これまで公式戦通算414試合に出場し、クラブ歴代4位となる164ゴールを記録している。2021−22シーズンにはアジア人史上初となるプレミアリーグ得点王に輝いた。昨季からはキャプテンに就任し、ピッチ内外で中心選手として活躍している。

 今シーズンもここまで公式戦6試合出場で2ゴール2アシストを記録しているソン・フンミンだが、現行契約は2025年6月30日までとなっていることから、去就には注目が集まっている。

 しかし、今回の報道によると、トッテナムにはソン・フンミンの契約を1年延長できるオプションがある模様で、同クラブはこれを行使するものと見られており、少なくとも来季まで同選手は契約が延長される可能性が浮上している。

 なお、ソン・フンミン自身は「まだ何も話していない」と新契約に向けて話し合いはまだ行なっていないことを明かしつつ、ひとまず今季に集中していることを強調した。

「今シーズンに非常に集中しているのは明らかだ。この年齢では一瞬一瞬がゴールのようだからね。特に今年は多くの大会に出場しているので、これまで以上に気を配っているかのように感じる。この状況と今年に完全に集中しているし、このクラブの選手や周りにいる全員が値する何かを勝ち取りたいと思っている。それが僕の取り組んでいることだ」

「将来、何が起きるかはわからないけど、このクラブのために全力を尽くすつもりだ。全力を尽くして10年近くになるけどね。どうなるかはわからない。クラブとの契約は残っていて、それが一番重要なことでもある。契約がある間は全力を尽くしたいと思っている」