KKT熊本県民テレビ

写真拡大 (全13枚)

メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が期待される偉業といえば、ホームラン50本と盗塁50個の「50-50」ですが、熊本市では19日、ある項目で「50-50」を超えた「50-60」をある項目で達成しました。それは暑さ。猛暑日と熱帯夜の日数です。

■緒方太郎キャスター
「50-60を達成したのは、熊本市の暑さです。最高気温の猛暑日が50日、熱帯夜が60日記録しました」

熊本市の19日の最高気温は37.1℃で、年間の35度以上の猛暑日が50日に到達。さらに最低気温が25℃以上の熱帯夜は60日を超え、「50-60」を記録しました。

■まちの人
「夜もやばい。寝られないです」

実はこの記録、全国でもまれです。民間の気象会社ウェザーニューズによりますと、今年、猛暑日が50日以上となったのは、全国の11地点です。西日本が中心で、熊本県内では熊本市と甲佐町が含まれています。

さらに、熱帯夜も50日を超えた「50-50」に絞ってみると、京都市と福岡県の大宰府市、そして熊本市の3地点のみ。朝から晩まで全国トップクラスに暑いのです。

この暑さで人気なのが「かき氷」です。夏の風物詩ですが、9月に入っても人気は衰えません。

■熊本市内から
Qこの時期にかき氷を食べることってありましたか?
「なかなかないですね、9月に入ってからというのは。今年が暑いから初めて家族で来ました」

■蜂楽饅頭 熊本上通店 岡田博之さん
「経験がない暑さですね。できるだけ早めに落ち着いてほしいですね」

19日の最高気温は、甲佐町が38.1℃で全国2位。八代市が37.5℃で全国8位の暑さでした。いつになったら秋を感じられるのでしょうか?