<遠距離通学>15歳が週6日新幹線通学!親の反対を押し切り、交通費30万円…一体なぜ?:所さんのそこんトコロ

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金曜夜8時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫4連発&家電修理人&野人特別編】を放送。

「テレ東プラス」では、9月13日(金)に放送された番組の中から、「驚きの遠距離通学 なぜそんな遠くから通っているんですか?」の内容をプレイバックします。

【動画】<遠距離通学>15歳が週6日新幹線通学! 親の反対を押し切り往復6時間…どうしても叶えたい夢とは?


リポーターのおばたのお兄さんがやって来たのは、東京・池袋。15歳の高校生・柴田さんが遠距離通学しています。
夕方4時、帰宅に同行開始! 普通の高校に比べて学ぶ分野が多く、週6日も通学している柴田さん。一体どんな学校なのでしょうか。最寄り駅から巨大ターミナルに到着すると、新幹線に乗り換え! そう、柴田さんは週6日も新幹線通学をしているのです。


移動時間は予習や復習にあてる勉強熱心な柴田さん。趣味は写真撮影で、本格的な一眼レフカメラを使用しています。この趣味も将来の夢に関係しているそうですが、写真の多くは鉄道関係。電車の知識も豊富なため、夢は電車の運転士かと思いきや、そうではないとのこと。

新幹線で2県またぎ、ターミナル駅へ。さらに在来線で西に向かい、最寄り駅に到着しました。
気になる定期代は3カ月で約30万円! こちらは柴田さんのことを一番応援しているおじいちゃんが負担しています。

駅から歩くこと20分、夜7時40分にようやく帰宅。片道約3時間の遠距離通学です。


柴田さんは両親と妹の4人暮らし。実は当初、お父さんは遠距離通学に大反対だったそう。
しかし、お父さんと一緒に行った学校の体験入学で、柴田さんは「もうここに決めます!」と先生に宣言。「それ聞いた時に、反対する理由がないなと」とお父さんは振り返ります。

翌朝、再び約3時間かけて学校へ。果たして、そこまでして通う学校とは?


柴田さんが通っているのは、「昭和鉄道高等学校」。鉄道関連の仕事に従事するための専門知識を学べる学校で、一般的な高校の授業だけでなく、鉄道の仕組みを学ぶ授業や実習もあり、卒業生の9割が鉄道関係の会社に就職しています。


柴田さんが目指しているのは電車の運転士ではなく、車掌。
小さい頃に優しくしてもらったことをきっかけに、「僕もあの車掌さんのような優しくて人を笑顔にできる仕事をしたい」と思うようになったそう。
幼い頃からの夢に向かって、柴田さんは今日も遠距離通学を続けています。