鹿島の徳田誉【写真:Getty Images】

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鹿島FW徳田誉が広島DF佐々木翔相手にゴール奪取

 鹿島アントラーズのFW徳田誉は、9月14日に行われたJ1リーグ第30節サンフレッチェ広島戦(2-2)で値千金の同点ゴールを決めた。

 17歳の逸材に対し、ファンからは「代表きそうな予感」「また至宝が出てきた」といった声が上がっている。

 現在高校3年生の17歳FW徳田は、小学生年代から鹿島の下部組織に在籍。ジュニアユース、ユースと順調に昇格し、今年1月に2025年のトップチーム昇格内定が発表された。

 6月の天皇杯2回戦・奈良クラブ戦(2-1)でトップチームデビューを果たすと、リーグ第18節アルビレックス新潟戦(1-1)でクラブ史上最年少出場記録(17歳7か月)を25年ぶりに塗り替える17歳3か月29日でJ1デビューを果たした。

 徳田は広島戦の後半29分に途中出場すると、同37分に見せ場を作る。ペナルティーエリア内で広島DF佐々木翔を背負った状態でFW鈴木優磨から横パスを受けると、ワントラップ後に回転しながらほぼノーステップで右足を振り抜き、ボールは日本代表GK大迫敬介の手の先を抜けてゴール右隅に吸い込まれた。

 Jリーグ4試合目にして初ゴールを記録した身長186センチ・体重83キロの徳田は、貴重な同点弾を17歳6か月27日で決め、元日本代表DF内田篤人氏がマークした17歳11か月22日のクラブ最年少ゴール記録も塗り替えた。

 フィジカルの強さに定評のある34歳DF佐々木に対する17歳の若武者のプレーに、ファンからは「綺世2世」「体格どう考えてもおかしい」「代表きそうな予感」「また至宝が出てきた」「高校生が佐々木相手にブロックしつつ反転気味であのフィニッシュはエグい」「恐るべき17歳」といった驚きの声が上がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)