スーパーやコンビニなどで一時品薄状態になるほど人気を集めているサバ缶。数多ある中でどれが美味しいのか食べ比べを敢行。今回はシンプルにそのまま食べて調査した。3日3晩に渡って行った結果、調査隊を唸らせた缶がコレだ! 水煮部…

スーパーやコンビニなどで一時品薄状態になるほど人気を集めているサバ缶。数多ある中でどれが美味しいのか食べ比べを敢行。今回はシンプルにそのまま食べて調査した。3日3晩に渡って行った結果、調査隊を唸らせた缶がコレだ!

水煮部門

【第1位】気仙沼ほてい「三陸 鯖水煮」

気仙沼ほてい「三陸 鯖水煮」

とろりとした食感なのに、さっぱりとした後味が特長。肉厚で脂がのった三陸産マサバを堪能できる。サバの魅力をきちんと生かそうとしていることが伺える上品な味わいだ。身の美味しさとコクのバランスが素晴らしく、そのままで食べてほしい逸品

【第2位】マルハ「さば月花水煮」

マルハ「さば月花水煮」

圧倒的な脂ノリと身の柔らかさで大トロのような舌触り。ご飯に汁ごとかけてかき込みたい旨さ

【第3位】千葉産直サービス「とろさば水煮」

千葉産直サービス「とろさば水煮」

ほどよく脂ののった銚子産秋サバを使用。対馬の塩と微量の京都の酢で煮込んであり、塩味は最も穏やか

味噌煮部門

【第1位】 木の屋石巻水産「きぼうのかんづめ 金華さば味噌煮」

木の屋石巻水産「きぼうのかんづめ 金華さば味噌煮」

サバ自身がもつ美味しさと繊細な身の柔らかさが、他を凌駕。身はも
ちろん、脂自体に旨みが凝縮。まずどっしりした脂を感じるが、後味が驚くほどスッキリ。おつまみとして旨口系の日本酒と合わせたい

■【第2位】千葉産直サービス「とろさばみそ煮」

千葉産直サービス「とろさばみそ煮」

味噌との調和が抜群で白飯を欲する濃厚さ。合わせ味噌ときび糖の複雑な旨みなど、質の高さを実感

■【第3位】 セブン&アイホールディングス「国産さば みそ煮」

セブン&アイホールディングス「国産さば みそ煮」

コンビニ商品らしい、万人受けする味。生姜が利いた爽やかな味で甘みがあり、焼酎と相性が良さそう

変わり種部門

【第1位】 富永食品「SABA さば オリーブオイル漬けガーリック」

富永食品「SABA さば オリーブオイル漬けガーリック」

サバの脂の甘さとニンニクの旨みがマッチ。エキ
ストラバージンオイルの香りが際立ち、アヒージョのようだ。コクも香りもしっかりしているので、まずはビールで。ガーリックなしのプレーン味も美味で、気分で使い分けたい

■【第2位】紀伊國屋「KINOKUNIYA さばカレー煮」

紀伊國屋「KINOKUNIYA さばカレー煮」

秋冬に獲れたマサバとトマトなど野菜の旨みが溶け込む。スパイスが香り、そのままでも温めても旨い

■【第3位】黄金の村「国産寒さば きとうゆずしおオリーブオイルづけ」

黄金の村「国産寒さば きとうゆずしおオリーブオイルづけ」

鮮烈なゆずの香りとほのかな塩気が魅力。三枚おろしのフィレ状で、食感もいい。日本酒や焼酎に合わせたい

ほか、今回食べたサバ缶全35種類

■水煮部門

・いなば「ひと口 さば水煮」
・木の屋石巻水産「きぼうのかんづめ 金華さば水煮」
・キョクヨー「さば水煮」
・シジシージャパン「国産 さば水煮」
・セブン&アイホールディングス「国産さば 水煮」
・高木商店「ローソンセレクトさば水煮」
・ニッスイ「さば水煮」
・ニッスイ「鯖 水煮 Mackerel」
・ノルレェイク・インターナショナル「魚馳走様 サバ水煮」
・マルハニチロ「中性脂肪を低下させるさば水煮」
・マルハニチロ「ローソンセレクトさば」

■味噌煮部門

・いなば「ひと口 さば味噌煮」
・キョクヨー「さば味噌煮」
・シジシージャパン「国産 さば味噌煮」
・セブン&アイホールディングス「ノルウェー産さば味噌煮」
・高木商店「ローソンセレクトさば味噌煮」
・ニッスイ「さば味噌煮」
・ノルレェイク・インターナショナル「魚馳走様 さば味噌煮」
・福井缶詰「JA若狭 若狭小浜鯖味噌煮」
・マルハ「さば月花みそ煮」
・マルハニチロ「中性脂肪を低下させるさばみそ煮」

■変わり種部門

・岩手缶詰「Cava?缶国産サバのオリーブオイル漬け」
・岩手缶詰「Cava?缶 国産サバのレモンバジル味」
・かねはち「オイルサバディン オリジナル」
・かねはち「オイルサバディン ブラックペッパー」
・かねはち「オイルサバディン ガーリック」
・K&K「缶つま さば味噌イタリアン」
・K&K「さばだし煮」
・セブン&アイホールディングス「ノルウェー産さば煮付(しょうゆ)」
・東和機材「サバのオリーブオイル漬け」
・富永食品「SABA さば オリーブオイル漬け」
・日仏貿易「アヤム さばトマトソース煮」
・ニッスイ「鯖 オイル漬け Mackerel」
・ノルレェイク・インターナショナル「魚馳走様 さば煮付(しょうゆ)」
・マルハニチロ「ラ・カンティーヌ 鯖フィレ」

『おとなの週末』2019年6月号より(本内容は発売当時のものです)

…つづく『なんと総重量「4キロ超」…!秋葉原の《デカ盛り》を食べ歩きしたら想像以上にヤバかった』では、聖地と言われるアキバのデカ盛りの味、食べ応えを覆面調査隊が実食レポートしています。