シホリーンの叔母のアーモンドアイ(20年11月撮影、ユーザー提供:mailaさん)

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 名牝アーモンドアイの姪となるシホリーン(牝2、美浦・武井亮厩舎)が、日曜中山5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビューVを狙う。

 シホリーンは父モーリス、母パンデリング、母の父キングカメハメハの血統。生産者は北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム。昨年のセレクトセール1歳で8800万円(税抜)で取引された。母は未出走だが、半兄のコンティノアールは昨年のサウジダービーで5着、UAEダービーで3着の活躍馬。そして叔母のアーモンドアイは18年に牝馬3冠を制するなど、GIを9勝した歴史的名牝だ。

 ここまで坂路とWを併用して乗り込まれ、態勢は整っている。鞍上はアーモンドアイの主戦を務めたルメール騎手。心強いパートナーを得て、幸先良く初陣Vといきたい。