ゆたぼん、高卒認定試験を「大したことない」とバカにする人に苦言 「学校で何を学んできてん!?」
元不登校YouTuberのゆたぼんさんが2024年9月4日に公開した動画で、高卒認定試験を「大したことない」とバカにする人たちに苦言を呈した。
「わざわざ高卒認定試験をバカにするのって...」
小学3年生からYouTuberとして活動し、「不登校は不幸じゃない」との主張で、賛否両論を集めていたゆたぼんさん。中学校進学後は通学を再開し、4月からは通信制高校に通いながら高卒認定試験に挑戦していた。
2日に公開した動画では、高卒認定試験の結果を報告。受験した「公共」「国語」「英語」「数学」「科学と人間生活」「地理」「歴史」「生物基礎」の8科目のうち、7科目が合格できていたと伝えた。しかし唯一、必修科目で苦手とする「英語」のみ不合格だったため、11月の高卒認定試験を再受験するか否かを考えていくと話していた。
4日に公開した動画でゆたぼんさんは、「『高卒認定試験なんて大したことない』とかバカにしてる人もいるんですけど」と切り出し、高卒認定試験には毎回、様々な年齢層の約9000人の受験者が各自の思いを持って挑んでいると説明。その上で「『簡単や』って言うのは一番簡単やし、わざわざ高卒認定試験をバカにするのって、ほんとどうなんかなと思うんですよね。そういう人たちって人を下げることでしか、自分を上にあげることができないんやろうなと思うんですよね」と主張した。
さらに「『高卒認定試験なんて大したことがない』『簡単』と言っている人たちは勉強はできると思うけど、高卒認定試験に挑戦しに行っている人たちに対して、気遣いや思いやりに欠けている」と続け、「それこそ、学校で何を学んできてん!?と言う話ですよね」と訴えかけた。
11月の高卒認定試験には再挑戦しない意向
なお。ゆたぼんさんは11月の高卒認定試験について、悩んだ末に受験をしないことにしたという。その理由は「高卒認定試験に合格するために勉強するんじゃなくて、もっと楽しんでとことん英語を学びたい」との考えに至ったからとのことだ。
そこで、高卒認定試験において、不合格だった科目の授業を受けて単位を修得することにより、試験を免除される「科目履修制度」を利用して、英語を合格にしていくと説明した。加えて、高卒認定における英語科目の試験が免除される方法の一つとして英語検定準2級に合格することを挙げ、「どうせやったら英検も受けてみようかな」とし、まずは英検5級合格に向けた勉強を始めたという。