とちぎテレビ

宇都宮市議会・本会議の質問戦が9月4日に初日を迎え、佐藤栄一市長は、LRT・ライトラインが開業してから1年間の成果や今後の展望を述べました。

8月の開業から1周年を迎えたLRT・ライトラインについて佐藤市長は「国内外から数多くの視察があるなど新たな都市のモデルとして期待以上の効果があった」と評価しました。整備が予定されているJR宇都宮駅西側への延伸に向けては、県や関係機関と連携しながら2030年代前半の開業を目指して対応していくことを改めて強調しました。

また、現在の任期で最後の質問戦となる中、「多くの人や企業に選ばれるまちになったことから、国内屈指の大都市と肩を並べる存在となり、今後も持続的に発展できるポテンシャルを固められた」と、5期目の市政を総括しました。

6期目に向けては子育て支援に一層力を入れ、市独自の児童相談所設置の計画や奨学金の拡充を進めていくとしています。合わせて、全天候型の遊び場や市民が利用できる屋内プールなどを整備を検討する方針も示しました。