臓器移植への理解を 宇都宮ブレックスの選手らが啓発活動のサポーターに就任
県民に臓器移植への理解を深めてもらおうと、バスケットボールB1宇都宮ブレックスの選手たちが啓発活動のサポーターに就任しました。
臓器移植推進サポーターに任命されたのは、宇都宮ブレックスの村岸 航選手とBREXYのHIKARIさんです。県臓器移植推進協会の小沼 一郎理事長から2人に任命書が手渡されました。
この取り組みは2011年から行われていてこれまで選手とBREXY合わせて17人がサポーターとして活動してきました。
小沼理事長は、「宇都宮ブレックスは多くの県民から愛されるチーム。今回2人にサポートして頂けるのは心強い限り」と述べました。
県内ではこれまで脳死での臓器提供が18件、心停止後の臓器提供が11件ありました。その一方で腎臓の移植を望む人は現在およそ200人と、臓器移植をめぐる状況は厳しいものが続いています。
サポーターとなった2人はこれから1年間、ホームゲームでのPR活動やポスターなどを通して臓器提供の意思表示をする大切さを伝えていくということです。