ハン・ソヒ

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 韓国の人気女優ハン・ソヒ(29)の実母が、不法賭博場運営容疑で拘束されたと2日、韓国メディアのTV朝鮮が報じた。2021年から昨年末まで蔚山(ウルサン)、原州(ウォンジュ)などの12カ所で、名義代行事業者を立てて、違法ゲーム場を運営していたという。

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 ハン・ソヒの所属事務所、9ato(ナインアート)エンターテインメントは3日「ハン・ソヒの母親に関する内容は、母親が起こした極めて個人的なこと」「ハン・ソヒもメディアで今回の内容を知り、悲惨な心境で話すことができない」「作品ではなく、個人的なことで不快なニュースをお伝えすることになり、申し訳ない」と謝罪した。

 そんなハン・ソヒの実母は、同容疑で罰金刑を受けた前歴があるだけでなく、詐欺などの疑いで何度か訴えられた過去を持つ。加えて2020年には、「ハン・ソヒの実母が、仲間内で集めたお金を持って行方不明になった」と、ネット上で主張する人物が現れた。

 この主張に、当時ハン・ソヒは公開していたブログで「5歳ごろに両親が離婚して、祖母に育てられた」「高校入学と同時に、母のいる蔚山へ引っ越したが、ずっと祖母と一緒に暮らし卒業後にソウルへ上京、現在の仕事をするようになった」「母と交流がなく、20歳を過ぎてから母の債務のことを知り、私を育ててくれた祖母の娘であり、天の恩人なので(母の)子になった道理で、デビュー前から力の及ぶところまで、母の借金を返済した」と声明文を発表している。

 しかし、実母の借金は手に負えないほど増える一方だった。実母は、ハン・ソヒの名前を、本人の同意なく利用し借金したあげく、返済しなかったことが判明。2022年にも、数千万ウォン相当(約数百万円)の詐欺容疑で訴えられた。この時にも、娘名義の銀行口座を使っている。

 同事務所は「ハン・ソヒが未成年の時に、任意で通帳を開設した」とし「該当通帳を(ハン・ソヒに内緒で)お金を借りるために使った」と説明。実母の債務を代理返済しないと一線を引き「ハン・ソヒが、有名人という点を悪用する行為を遮断する」という意思を伝えた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)