とちぎテレビ

台風10号は31日、四国から近畿付近を遅い速度で東へ進みました。台風から離れた東日本でも太平洋側を中心に大気が非常に不安定となっていて、気象庁は栃木県を含む関東甲信の1都8県で31日から1日の午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があると発表しました。

県内では31日午前、那須町に大雨警報が出され、住宅の床下浸水が1棟と牛舎が浸水する被害がありました。

また、那須塩原市では道路の冠水による通行止め、壬生町の雄琴神社の参道にある高さおよそ15メートルのクルミの木が倒れ、一時、町道が通れなくなりました。

栃木市は大雨に備えて31日正午、市内10ヵ所に自主避難所を開設しました。

気象庁は、台風から離れていても線状降水帯が発生するおそれ、またこれまでの記録的な大雨で地盤が緩み、災害の危険度が高まっているとして厳重な警戒を呼び掛けています。

※栃木市の自主避難所 変更の場合あり。栃木市のHPで確認を

【西方地域】真名子小学校、西方総合文化体育館、

【都賀地域】都賀公民館、

【栃木地域】寺尾中学校、吹上公民館、皆川公民館、栃木市市民交流センター

【大平地域】大平公民館、

【岩舟地域】岩舟健康福祉センター

【藤岡地域】藤岡保健福祉センター