令和ロマン・高比良くるま(左)と松井ケムリ

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 M−1王者の令和ロマンが30日、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!」に出演。テレビは出ない発言をしながらもTBS系「ラヴィット!」にはレギュラー出演している理由を説明した。

 令和ロマンは、「テレビ出演を断っている」発言が物議を醸し、世間を騒がせたが、そう発言した理由をまずは説明。高比良くるまは、この発言は「テレビに出ないっていうのも、ノンスタ石田さんのYouTubeでお酒を飲みながらお笑いを熱く語るみたいなので、最後の方で石田さんが『テレビとか選んでるの?』って言ってきて、それで『基本的には出ないようにしてますね』って。8割ぐらいは石田さんが言わせた」と苦しい説明。

 これが広まり「若手にも関わらず、テレビはオワコンだと思っている生意気芸人」のイメージがついてしまったという。

 だが実際にこれまでのM−1王者たちと比べ、テレビの露出は少ないため、「テレビに出ない3つの理由」を上げた。

 1つは「そもそもテレビに向いてない」、2つは「賞レースとテレビは違う」、3つは「『今はYouTubeや劇場や配信で食べていくという道もある』という周りの声を取り入れてテレビにでなかったら叩かれた」といい、「売れるために効率的な動きをしていると、昭和のテレビマンに生意気だと言われる…」と嘆いた。

 ただ、そんな令和ロマンに対し「『ラヴィット!』にはでるんかい」という声があるのも事実。令和ロマンはTBS系「ラヴィット!」ではレギュラーも務めているが、松井ケムリは「『ラビット!』に出る理由がある」と切り出した。

 令和ロマンはテレビに出る基準は「役に立てるか立てないか」だといい、「役に立てない番組は申し訳ないからいかない」「テレビを諦めた身としては、オファーをもらったなら役に立ちたい」といい、「ラヴィット!」はこの基準を満たしているようだ。

 逆に「役に立てない」番組は「ドッキリ系」だといい、「2人ともリアクションが薄い」と説明。これに先輩の平成ノブシコブシ吉村崇は「でも出て欲しい。ここでスベって、恥かいて、もう一個伸ばして欲しい」と、もっとテレビに出て欲しいと訴えていた。