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 名古屋市の映画館「シネマスコーレ」が22日、公式X(旧ツイッター)で【注意喚起】と題したコメントを掲載。「名古屋国際映画祭」について「詐欺の可能性が高い」と指摘した。

【写真】「名古屋国際映画祭」とされるページのトップ画面

 シネマスコーレのXでは「名古屋国際映画祭という、おそらく架空の映画祭の公式サイトに当館シネマスコーレの写真、さらには連絡先として住所まで無断で掲載されております。しかし一切の関係、連絡はございません。どうかお気を付けくださいませ。」と呼びかけた。さらに「よろしければ拡散お願いたします。」と依頼した。

 「名古屋国際映画祭」のホームページには“それらしい”内容が掲載されている。ただ、映画の「画」、過去の「過」、直面の「直」などあまり見ないフォントもある。シネマスコーレのXは「こちらのサイトを見ると、受賞作など怪しい内容モリモリなのですが、すでに問い合わせも受けておりますので、やはりしっかり広めなければと思っております。拡散希望でございます。」とすでに“実害”が出ていることも示唆した。

 拡散に感謝する一方で「『何故こんなこと?』というポストが多いのでおしらせしておくと、エントリー料詐欺の可能性が高いようです。」と危険性も指摘した。さらに「なぜ、こんなことに巻き込まれなければならないんだ・・・今日1日対応で終わりそうです。激怒!」と巻き込まれたことに怒りを示した。「よかったら8月のスケジュール見てやってください・・・このあとお席、かなり余裕あるのです。上映作品過多な9月のスケジュール、近日発表予定です。」とせめてもの抵抗とばかりにPRした。

 また、俳優の川瀬陽太も、自身のXで「ひでぇなこれ。シネマスコーレで登壇の際の写真でスクリーンにロゴ合成までしてて。どういう目論見なのか名古屋国際映画祭。改めて言いますが知らないですよ、こんな映画祭」と怒りをあらわに。「名古屋国際映画祭なぞといった団体(かどうかも怪しいが)とは一切関係ございません!ホームページ上の他の方々の写真も嘘ですよ!エントリー料の詐取が目的であれば被害者がもう出ているやもしれません。全くの嘘映画祭ですからね!」と強調した。

(よろず~ニュース編集部)