ひょうたんを水筒にしてる人がいたなんて!(HIーDさん提供)

写真拡大

ひょうたんで作った水筒がSNS上で大きな注目を集めている。

【写真】コーティングに使用する蜜蝋 「その手があったのか」の声も!

「マジ入れた水がずっと冷たいから重宝してる。

内部は蜜蝋(みつろう)でコーティングしてるはずだけどずっと冷たい。」

と自作の水稲を紹介したのは"マッド菜園ティスト"として活動するHI-Dさん(@scientist_hid)。

漫画や時代劇で目にすることはあるが、現代にもひょうたんを水筒として用いている人がいようとは。しかも意外に保冷効果が期待できるかも?

今回の投稿に対しSNSユーザー達からは

「蜜蝋でコーティングか!その手があったのか。
昔父が漆でコーティングしてたからこれは良い情報。」
「ひょうたんって天然の保温効果あったんだ
だから使われてきたのかも」
「コーティングしても保温とは、もしかして
気泡がデュワー壁の役目をして断熱しているのかも」

など数々の驚きの声が寄せられている。HI-Dさんに話を聞いた。

ーー加工する上で重要なポイントは?

HI-D:このひょうたんは元々水筒として利用していたのですが、水が染み出すのでニホンミツバチの蜜蝋で内部をコーティングしました。蜜蝋は常温で固まるため、湯煎で温めながら内部全体に回すことがポイントです。

ーー保冷効果があるんですね。

HI-D:ひょうたんは中から滲み出る水分が気化したときに熱が奪われるため保冷作用があるのですが、内部をコーティングしたにもかかわらずなお保冷作用があるのが不思議です。

ーー使いごこちはいかがですか?

HI-D:普通の水筒より軽く、ぶら下げ易い形状なので良いですね。

ーー反響へのご感想を。

HI-D:ー真天地開闢集団ージグザグの命様、アーロン、酔拳のキャラなど色々なキャラクターに例える人がいて面白かったです。

◇ ◇

このひょうたん水筒は550mlほどの容量があり、蒸留酒で消毒しながら繰り返し使用しているとのこと。ご興味ある方はぜひ参考にして、水筒づくりにチャレンジしていただきたい。

なお今回の話題を提供してくれたHIーDさんは自身が品種改良した品種を世界中に広め、やがてその道で"世界征服"が目標なのだという。Xアカウントやホームページで日頃の研究を発表しているので、農業や園芸に興味のある方は要チェックだ。

(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)