今夏でのリヴァプール退団が噂されるジョー・ゴメス photo/Getty images

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リヴァプールに所属するイングランド代表DFは今夏クラブを去る可能性がある。

『The Times』のポール・ジョイス氏によると、リヴァプール所属のイングランド代表DFジョー・ゴメスは今夏での移籍を検討しているという。同選手は現在新たなクラブを模索しており、17日に行われたイプスウィッチ・タウンとの開幕戦でもベンチから外れていた。

チャールトンU-18出身のジョー・ゴメスは2014年に同クラブでプロデビューを飾ると、翌年の夏にリヴァプールへ完全移籍。加入後は徐々に出番が増加し、ここまでは公式戦通算224試合に出場。プレミアリーグやチャンピオンズリーグなどクラブの数多くのタイトル獲得に貢献してきた。直近の23-24シーズンは両サイドバックだけでなく、中盤でのプレイも任され、公式戦は51試合に出場し3アシスト記録。怪我人だらけのリヴァプールの守備陣を支えていた。

そんなゴメスだが、今夏の移籍市場で退団の可能性が浮上。同氏によると、リヴァプールは4000万ポンドから4500万ポンドの移籍金で売却を検討する可能性があるとのこと。また現在はチェルシーが獲得に動いており、今後正式オファーを提出する可能性もあるようだ。

高いユーティリティ性を持ち合わせ、クラブの貴重な存在として重宝されてきたゴメスだが、現時点でレギュラーでの出番は確約されていない。しかし仮に退団するとなれば主なCBとしてはフィルジル・ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテ、ジャレル・クアンサーの3人と少数体制となり、クラブは補強の必要性に迫られる可能性も。去就が不透明なゴメスだが、昨季同様バックアッパーとしてクラブを支えるのか、あるいは新天地を求めてクラブを去るのか、今後の動きから目が離せない。