プロペラの破壊を狙ったケース。

ロシア軍の無人偵察機を「棒」で破壊する映像が公開

 ウクライナ国防省は2024年7月、ロシア軍の「ZALA」無人偵察機を、棒を取り付けたドローンで繰り返し攻撃し、エンジンを無効化したと発表。映像も公開しました。


ロシア軍の偵察用無人機。写真は「オルラン10」と呼ばれる機体(画像:ロシア国防省)。

 映像では、棒を取り付けたウクライナ軍のドローンが「ZALA」に接近。「ZALA」の後部にあるプロペラに、棒を絡ませて破壊しようとしています。ただ、撃墜に至ったのかまでは確認できません。
 
 ウクライナロシア両軍は、戦場に大量のドローンを投入しており、すでに「ドローン同士の空中戦」は珍しくなくなっています。その中には、自爆ドローンが体当たりして撃墜するケースだけでなく、今回のように棒でプロペラを破壊して無力化を狙うケースもあるようです。

ロシア軍のドローンを「棒」で攻撃する映像