2位に選ばれた明石家さんまの『ホンマでっか!?TV』

 フジテレビ系『オドオド×ハラハラ』が9月で放送終了になると報じられている。オードリーとハライチという人気コンビ2組のトークバラエティで、2023年10月からゴールデン帯でのレギュラー放送が始まったが、わずか1年で幕を閉じることに。

 視聴率が伸びなかったとされるが、バラエティ番組が乱立するなか、競争も激化しているようだ。

 そこで本誌はアンケート調査を実施。「もう終了してもいいと思うバラエティ番組」は何かを、全国のテレビ好きの30代から60代の女性500人にきいた。対象としたのは、フジテレビ系でプライムタイム帯に放送されている、おもな15の番組だ。

 では、トップ5から見ていこう。

【第5位】『ネプリーグ』30票

 5位には同票で2つの番組が並んだ。『ネプリーグ』は2005年からゴールデン帯で放送が続く長寿番組。出演はネプチューン、林修など。「終了してもいい」理由は?

「ずいぶん前からマンネリ化してて、逆にまだやってたのかと驚いた」(60代・主婦・大阪府)
「この番組がときどき2時間スペシャルになるんですが、すると楽しみにしている『呼び出し先生タナカ』がお休みになってしまう。もう終わってほしい」(40代・派遣社員・福島県)

【第5位】『新しいカギ』30票

『ひょうきん族』『めちゃイケ』などが放送されてきたフジテレビの伝統的な「土8」(土曜夜8時)の枠で放送中。出演は霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコなど。

「世代の違いからなのか、あの人たちのおもしろさがわからない。『めちゃイケ』復活希望」(40代・医療系・千葉県)
「最近はコントをやらなくなり、同じような企画でごまかしてばかり。手抜きで番組つくるくらいなら終わりにすべき」(40代・主婦・愛知県)

【第4位】『呼び出し先生タナカ』34票

 アンガールズ田中卓志が「先生」となり、ゲストの生徒の珍回答にダメ出しをおこなう。元HKT48の村重杏奈は、この番組がきっかけでブレイクした。

「これって『めちゃイケ』でナイナイ岡村さんがやってたやつの焼き直しですよね。あっちのほうが面白かったです」(50代・契約社員・福井県)
「いかにもヤラセというか、出演者のなんとか爪痕を残そうというあざとさが気味悪い。あと、田中さんも苦手」(40代・パート・神奈川県)

【第3位】『ホンマでっか!?TV』43票

 明石家さんまの司会で2009年に放送開始。常識を覆すような情報を、各分野のコメンテーターが紹介する。番組の最後には「この番組に登場する情報・見解はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません」との画面が出る。

「あまりにも疑わしくいい加減な情報をゴールデンのテレビで流していいんでしょうか。局の良識を疑います」(40代・派遣社員・宮城県)
「明石家さんまが苦手。真偽不明な情報をテレビで放送することは有害だと思います」(30代・教員・静岡県)

【第1位】『突然ですが占ってもいいですか?』87票

 2020年に放送開始。有名占い師が街中の人に声をかけ占っていく。出演者は水野美紀、沢村一樹、池田美優(みちょぱ)など。

「この時代に、まだ占い番組をやっていることにびっくり。個人でやるのは構わないが、テレビでやることなのか疑問」(30代・パート・千葉県)
「人の占いに興味ある人がいるのだろうか」(30代・会社員・神奈川県)
「女子バスケ代表が出てた回をたまたま見たが、大谷翔平の奥さんのことを無理やり聞き出そうとしていて驚いた。フジテレビ懲りてないのか」(50代・パート・新潟県)

【第1位】『坂上どうぶつ王国』87票

 動物好きの坂上忍が司会を務める教養バラエティ。放送開始は2018年。

「動物が好きだから本当はみたいけど、坂上忍が嫌いすぎてみられない」(30代・アルバイト・福島県)
「やっぱりどうしても坂上忍さんに好感を持てません。ほかの出演者の方も坂上さんの顔色をうかがっているようなところもあり、それも見たくない理由」(60代・無職・愛知県)
「動物は可愛いけど、演出過剰というかわざとらしいことがよくある。人間より動物が大事なのかと感じることも」(30代・医療系・埼玉県)

 同じアンケートのTBS編では『坂上&指原のつぶれない店』が第2位に。そこでも「坂上忍は出てたらチャンネル変えるくらい嫌い」との声が多数だった……。