アルゼンチン戦、点を取って吠える石川祐希【写真:ロイター】

写真拡大

バレーボール男子

 パリ五輪は31日、バレーボール男子の1次リーグで日本がアルゼンチンと対戦。第1セットに主将・石川祐希のスーパープレーが飛び出した。相手がワンタッチを狙ったスパイクを読んで、咄嗟に手を「グー」にして回避。解説者も思わず絶賛するプレーとなった。

 第1セット、23-14とリードした場面。相手のライトからのスパイクに日本は3枚ブロックで対応したが、3人のレフト側で石川は手をグーにして跳んだ。ボールはそのままアウトに。アルゼンチン側はチャレンジをしたが、判定は覆らず。この場面について解説を務めた元日本代表・福澤達哉氏は「石川選手はブロックタッチをとられるのを恐れてグーにしていた」と指摘した。

 その上で「指先は一番タッチをとられやすい。3枚ブロックになると相手も一か八かで指先を狙ってくる。それを分かった上でグーにしている。細かい駆け引きも凄い」と指摘。VTRを見ながら「広げていたら当たっている。これは石川選手の得点です」と絶賛した。

 このプレーもあって日本は第1セットを幸先良く先取した。

(THE ANSWER編集部)