画家・ゴッホの名品を集めた『大ゴッホ展』東京、神戸、福島にて開催決定 世界屈指のコレクションが来日

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画家、フィンセント・ファン・ゴッホの名品を集めた巡回展『大ゴッホ展』が、東京・上野、兵庫・神戸、福島の3会場にて開催されることが決定した。世界屈指のファン・ゴッホコレクションを誇るオランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵の名品を、2期に分けて公開する。

本展は神戸を皮切りに福島、東京を2期に分けて巡回する。神戸では阪神・淡路大震災から30年、福島では東日本大震災から15年の節目の年に取り組む事業として企画された。第1期の目玉は、約20年ぶりに日本で公開となる《夜のカフェテラス》。そのほか、《自画像》をはじめとする初期のオランダ時代から数多の傑作を生みだしたアルル時代までのファン・ゴッホ作品約60点や、同館が所蔵するクロード・モネ、オーギュスト・ルノワールら同時代の印象派巨匠の名作を展示する。第2期はオランダの至宝と称される《アルルの跳ね橋》のほか、アルル時代から晩年までを紹介する。

皮切りとなる神戸市立博物館は、第1期が2025年9月20日(土)から2026年2月1日(日)まで、第2期は2027年2月から5月頃を予定。続く福島県立美術館では、第1期が2026年2月21日(土)から5月10日(日)まで、第2期は2027年6月19日(土)から9月26日(日)まで。最後の会場となる上野の森美術館では、第1期が2026年5月29日(金)から8月12日(水)まで、第2期は2027年10月から2028年1月頃までの予定。詳細は順次発表するとのこと。