160万円! 全長2.5mのトヨタ「めちゃ小さいクルマ」が凄い! “軽自動車”より軽い「超軽量ボディ」採用! 買わなくても乗れる「新サービス」開始に反響あり!
トヨタの「超小型モデル」に関心あり!
2024年6月12日、モビリティシェアサービス「HELLO MOBILITY」の運営事業者として参画している東急バスとオープンストリートは、カーシェアステーションを東京都世田谷区および神奈川県横浜市の2カ所に設置し、乗り捨て可能なカーシェアサービスを開始しました。
具体的には、「東急バス 等々力操車場バス停(東京都世田谷区)」と「オアシスたまプラーザ(神奈川県横浜市青葉区)」のステーションにそれぞれ1台ずつ設置したほか、2024年秋には田園都市線たまプラーザ駅北側に位置する「WISE Living Lab(神奈川県横浜市青葉区)」にも新たなステーションを追加で設置する予定だといいます。
そしてこのサービスを利用して運転できるクルマが、トヨタの超小型車「C+pod(以下、シーポッド)」。同車や今回のサービスについて、様々な反響が寄せられています。
シーポッドは、軽自動車よりも小さい2人乗りの超小型車で、2020年12月に発売。
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「免許取り立ての独身若年層や運転に不安を感じる高齢者の方など、日常生活で少人数かつ近距離の移動が多いユーザーの方々に向けたモビリティ」と、当時トヨタは説明していました。
同車の最大の特徴は、ひと目見て分かるほど小さな車体サイズにあります。
全長2490mm×全幅1290mm×全高1550mmのボディは、軽自動車の規格「全長3400mm」を遥かに下回るコンパクトさで、これによりシーポッドの最小回転半径は3.9mを実現。
狭い道でも簡単に走行できるほか、駐車場や車庫入れも容易となるなど、優れた取り回しを実現しました。
ただし「超小型モビリティ」扱いとなるため、現在の道路交通法では最高速度が60km/h以下に制限されるほか、高速道路の走行はできません。
そんなシーポッドのスタイリングには、しっかりと存在感のあるデザインが採用されており、ブラックアウトされたキャビンに大型LEDヘッドランプやテールランプを装備して凝縮感と先進性を表現。
また、ボディに用いられるパネルは樹脂製となるため、軽量化にも一役買っています。
このコンパクトなボディの内部には、大人2人が余裕を持って横に並んで座ることが可能な空間が確保されており、内装はメーターやスイッチ類をセンターパネルに集約することで、多くの人にとって扱いやすいインテリアとなっています。
先進的なEVでもあるシーポッドは、パワーユニットに最大出力12.5馬力・最大トルク56Nmを発揮するモーターを車体後部に搭載し、足元には51Ahのリチウムイオンバッテリーをシート配置。
余裕を持って日常的に使用できるモデルとして、航続可能距離150kmを実現しました。
グレード展開は、ベーシックな「X」と上級モデル「G」の2種類を設定。さらに法人向けモデルとして1人乗り仕様も存在します。
車両価格(消費税込)はXが166万5000円、Gが173万1000円となっていますが、国の施策によるCEV補助金の対象となるため、自動車税も優遇措置を受けられるほか、自治体独自で補助金の対象になることもあり、100万円台前半で購入することが可能です。
ただしトヨタはシーポッドの生産を今夏に終了すると予定しており、現在のところ後継モデルについてのアナウンスはありません。
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今回発表されたカーシェアサービスやシーポッドについて、SNSでは様々な反響が寄せられており、「乗り捨て可能ってのは便利に使えそうで良いね!」「レンタカーだと元の場所に返す必要があって利用しにくい面はある」「もっとステーションが増えたらシェア自転車や電動キックボード並に気軽に乗れそう」といった声が見られます。
また、「シーポッド興味あったけど乗る機会無かったから借りてみようかな」「こういう小さいクルマって買うのはハードル高いけど乗ると楽しいから好き」など、元々シーポッド自体に関心を持っていたというコメントも。
そのほか今夏の生産終了を惜しみ、「このまま消えてしまうには惜しいクルマ」「せっかくの小さなEVなのに、制度がユーザーにとっては軽自動車と変わらないのは良くない」「個人にも普及させるなら超小型車専用の免許を新設したり、10年間は自動車税無し&車検無しにしないと」「若者や高齢者に訴求するために優遇制度を設けることが大切ですね」と、超小型モビリティの普及について真剣に考えて様々な提案や議論を行う様子もありました。
公共交通機関も廃止され過疎化の進む地方では、住民の移動手段についての課題が浮き彫りになっており、シーポッドのようなサイズと性能を持つモビリティは今あらためて求められています。