夏休みの困りごとのひとつが、子どもの食事づくり。朝食・昼食の用意をラクにするアイデアを紹介します。小学生の子ども2人と団地暮らし。大量のものを手放し生活が快適になった経験から、ものが少ないすっきり暮らしの情報を発信しているかさもさんのケースです。

朝食は、火を使わず子どもだけで用意できるものを

子どもの夏休み中のごはんに、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。私は在宅ワークが基本ですが、仕事中に子どもたちのごはんづくりに毎日時間をかけるわけにはいきません。そんなわが家では、メニューを“固定化”して、なるべくラクに用意できるようにしています。

【写真】休日に仕込んだ材料でオムライスづくりをラクに

まずは朝ごはん。これは、学校がある日も同じですが以下の3つで固定化しています。

・ヨーグルト
・フルーツグラノーラ
・ゆで卵

ゆで卵は週に2回まとめてつくっておけば、あとは子どもたちが自分で準備して食べられます。そのほかにも、パンや電子レンジ調理OKなど「火を使わずに子どもが自分で準備できるメニュー」で固定化しておくと、とてもラクです。

昼食は、休日に仕込んだ食材が大活躍

わが家のお昼ごはん固定メニューは、以下の3つ。

・豆乳そうめん
・オムライス
・のっけご飯と豚汁

メニューが決まっていれば、買う食材も固定されるので迷わないしムダ買いもなくなります。ですが、それだけでは平日ランチタイムの調理時間を時短できないので、休日に仕込むことにしました。その仕込みも、とっても簡単。

たとえば、白だしと豆乳を混ぜただけのスープに、茹でて水で締めたそうめんを入れただけの「豆乳そうめん」。休日の仕込みは、「茹で鶏をつくる」「トマトを切って冷凍する」の2つだけ。

オムライスは休日に、アイラップに炊いたご飯、小さく切った野菜やウィンナー、トマトケチャップを入れて軽く揉んで混ぜ、冷凍しておきます。食べるときは耐熱皿に凍ったチキンライスを出して電子レンジへ。スクランブルエッグとケチャップを乗せたら、オムライスが5分で完成します。

時短の救世主、「冷凍カット野菜」もフル活用

お昼ごはんの固定メニュー、豚汁に役立つのが冷凍カット野菜。同じくカットして冷凍しておいた豚肉と煮込むだけなのでとても便利です。

具だくさんの豚汁は満足感がありますし、多めにつくって夕食や翌日の昼食に食べることも。子どもたちの好物、ご飯のお供をのせただけの「のっけご飯」との献立が定番です。