片づけを常にしなければいけないと思うと、正直大変と感じてしまうもの。築50年の団地で夫婦ふたり暮らしをしているインスタグラマーのゆくさん(フォロワー数1.4万人)は、すっきりとした部屋を投稿していることで人気ですが、面倒だからこそ5つのことを「やめて」、無理せず整った部屋をキープしていると言います。秘けつを語ってもらいました。

1:すぐに収納アイテムを購入することをやめた

かつてはものであふれていたこともあります。そのときはすぐに収納アイテムを購入していました。今思えばそれは順序が逆だったなと反省しています。

ものであふれてしまったら、すぐにでも収納したい、と焦ってしまうものですが、収納アイテムを買う前に、まずはものの量を整理するのが正解です。そうすることで、収納したいものの量が減れば、余計に収納アイテムを買わなくてすむからです。

使い道のない収納アイテムが増えてしまうと、さらにものが増える可能性が出てしまいます。なので、収納アイテムはすぐに購入するのではなく、もののの見直しをして必要な量を知ってから購入するようにしています。

2:床にものを置くことをやめた

床にものを置いてると、単純にお部屋の見栄えがよくないですよね。それだけではなくて、なぜかそこから散らかってしまうのです。床にものをひとつでも置いてると無意識に、「もう1つくらい置いてもいいか」と、自分を許し、どんどんそれが増えてしまうのです。

なので、私は床にものを置かないことをルール化しました。ちょっとしたことですが、この意識をするだけで、整うようになりました。

3:ものの定位置を決めないことをやめた

やはり片づけやすくなるには、ものの定位置を決めることが大切です。たとえば、リモコンやボールペンなどの小さいものまで定位置を決めないで暮らしていると、ものが迷子になりやすくなり、部屋が散らかりやすくなってしまうんです。

なので、私は小物までしっかりと定位置を決めるようにしています。

おすすめは、定位置を決めるときは使い勝手を考えて決めることです。よく使うものは引き出しの手前に。逆に使用頻度が低いものは引き出しの奥にすると片づけやすいです。

4:収納場所を決めずに買い物することをやめた

前まではなにも考えずに、ものが欲しいと感じたら購入するスタイルだったのですが、収納スペースを考えず買ってしまうと、入りきらないことがあります。

収納しきれないと部屋が散らかる原因に。なので、買う前は「ここに収納する」と定位置を決めておくことにしています。

こうすることで、今あるものを見直すきっかけにもなります。お部屋も散らかりにくくなるだけでなく、本当に必要なものを見極めることができるので、私にはこのスタイルが合っていたようです。

5:1年以上使ってないものを持ち続けることをやめた

使っていないものを持ち続けるのも、散らかる原因になります。私の場合は、1年以上使ってないものは手放すようにしました。

「もち続けていることに不便?」と思う方もいるかと思います。でも、使ってないものを引き出しに入れていると、本当に必要なものの出し入れを邪魔してしまうことがあります。些細なことではありますが、これが重なってしまうと、片づけるのがおっくうになり、ますます散らかってしまうのです。

片づけの手間をなるべく増やさないような工夫をして、整った部屋をキープしています。参考にしていただけるとうれしいです。