Image: Shutterstock

今年の夏は、海を最高に楽しんでやる。

海シーズンが到来。今回は、もっと心置きなく海水浴を満喫できるように、最低限覚えておきたい5つのことを紹介します。

1. 結構変わる海の状況を把握できるアプリ

自然相手の海遊び。波の高さや波の流れは変化し続けますが、海が安心安全なコンディションの日に、思いっきり羽を伸ばして遊びたいもの。

海の状況をチェックするなら、「Windy.com」というアプリがおすすめです。海を含むあらゆる場所の天候状況を地図上に表示してくれます。

Image: Windy.com App Store プレビュー

雨や雷、気温、雲の動きや最大瞬間風速など、細かい天候情報をリアルタイム、または予報として教えてくれるWindy.com。波の高さや、海流、海水温など海に関する項目も充実しています。

例えば、波が高い日は遊泳に行くのをやめておこうといった判断材料になったり、リアルタイムで波の向きを確認し、気付かないうちに流されてしまうのを防いだりできます。

あと、覚えておきたいのが潮の満ち引き。長時間遊んでいたら、急に足が底につかなくなった! なんてことがないように、潮が満ちる時間も事前にチェックしておくといいでしょう。

Screenshot: 小野寺 海流の様子

このWindy.com、個人的には、地図を広げてみると、海流が世界中と連動していることがわかって、眺めているだけでもちょっと面白い。

2. 日焼け止めを、甘くみるなかれ

さんさんと照りつける太陽の下、開放的な気分になりますがしかし、紫外線を見くびるなかれ。対策をしておかないと、後で日焼けしたところがヒリヒリ痛むだけでなく、シワやシミ、さらには皮膚がんの原因にもつながります。日焼け止め一切つけずに海水浴したら、顔中の皮が剥けはじめて、周りの人にドン引きされた筆者の思い出は、ここだけの秘密…。

海水浴に、日焼け止めは必須アイテム。でも、どれを選んだらいいかわからない人に、簡単なポイントを説明します。

Photo: 門岡 明弥 無印良品 「日焼け止めジェル SPF50+(携帯用)」 PA++++で高性能

まずは、日焼け止め商品に書かれたPAとSPFという表記を参考にしましょう。PAはUV-Aという紫外線に、SPFはUV-Bという紫外線に対する防止効果を示します。

長時間、炎天下にさらされる海水浴には、より防止効果が高いものを選ぶのがおすすめです。「SPF50」や「SPF50+」、「PA++++」などの表記がある商品を選ぶといいでしょう。

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Photo: 門岡 明弥

海で遊ぶなら特に、耐水性の高い日焼け止めの方が効果的です。シャカシャカ振るタイプの、水を弾くオイルベースの日焼け止めがおすすめで、「ウォータープルーフ」や「UV耐水性☆☆」と書かれているものを選んでみてください。

無印良品の日焼け止めをセットで使ってみたら、全身UVケアの最適解だったよ

3. 紛失は、意外と起きる

海から上がってきて、さぁー、十分遊んだし、一休み。あれ? サンダルがない? なんてこと、結構あります。

長く広がる砂浜。波に身を任せぷかぷか浮いて流されていたら、もといた場所がわからなくなった、といった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

もちろん貴重品は車やロッカーに入れておきたいですが、小さな手荷物を浜に残していた場合、見失ってしまっては大変です。

Photo: 小野寺 シリコンケースに入れて水に濡れても大丈夫なAirTag

そんなときには、ぜひスマートタグを活用してみてください。スマートフォンがあれば、荷物の場所がわからなくなっても位置情報を特定できます。

Image: Logitec 充電式iPhone用、Logitecのスマートトラッカー

AppleのAirTagをはじめ、各社からさまざまなタグが発売されています。ロジテックのものはカード型でワイヤレス充電可能。これで安心して海に泳ぎに行けるはず。

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4. 海の危険物から身を守るシューズと上着

海底の岩、流れてくるクラゲなど、実は遊泳エリアにも、怪我につながる危険が潜んでいます。

海上から見えなくても、下には岩場が広がっていることも。裸足で足をついてしまって擦り傷を作ってしまった、なんてことが起こらないように、マリンシューズを履いておくことがおすすめです。

履きっぱなしでいられるマリンシューズは、海の時間を快適にしてくれるアイテム。ビーチサンダルを脱いだり履いたりする必要なく、浜から海へスムーズに移動できます。

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Image: HELLY HANSEN

他にも、夏の時期はクラゲが流れてくることもあります。クラゲに刺されてしまうのを防ぐには、肌の露出を控えるのが適切です。長袖のラッシュガードを着るなどして、肌を危険から守りましょう。ラッシュガードは、日焼け対策にもつながります。

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海専用の、緊急通報番号がある!

Photo: 小野寺しんいち

最後に、もしものときのために、「118番」を紹介します。118番は、海上で起きた事件や事故の、緊急通報用の電話番号です。

118番を発信するとおおよその位置が特定され、救助を要請できます。GPS機能を有効にしていれば、より正確な位置を知らせることができるので、事前に設定しておくと良いでしょう。聴覚や発話に障がいをもつ方を対象に、スマー トフォンなどを使用した入力操作で海上保安庁へ緊急通報ができる 「NET118」も運用されています。

海の事故から身を守るため、海上保安庁は「ライフジャケットの着用」、「携帯電話の携行(防水パック使用)」、そして「118番の有効活用」を推奨しています。スマートフォンの携行には、防水ケースを活用してみてください。

完全防水のエアポンプ搭載スマホケースなんてものもありますよ。

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暑い夏、真っ先に海に飛び込みたい気持ちが高まります。でもその前に、ちょっと準備をしておけば、もっともっと、海水浴が楽しくなるはずです。

夏に知っておきたい数字「118」の話

Source: Kracie