とちぎテレビ

宇都宮市の中心市街地の夜のにぎわいを創出してきた「宇都宮屋台横丁」が、今年20周年を迎え、リニューアルオープンしました。12日は記念のオープニングセレモニーが行われ、新たなスタートを祝いました。

12日は宇都宮市二荒町の宇都宮屋台横丁で、リニューアルを記念したオープニングセレモニーが行われ、関係者らが新たなスタートを祝いました。

宇都宮市の佐藤栄一市長は「これから30年、50年とみんなの力で育てていき、宇都宮の中心市街地活性化につなげてほしい」とあいさつしました。

また、屋台横丁の中央広場では「鏡開き」が行われ、集まった客に酒が振る舞われました。

宇都宮屋台横丁は、2004年に中心市街地のにぎわいを取り戻そうと、市内でスーパー銭湯などを展開する村上が整備しました。今年4月に20周年を迎え、施設の老朽化も進んだことから、6月から7月4日まですべての店が休業して、通路の舗装改修や店舗の改装など、およそ3千万円をかけて大幅なリニューアルを行いました。

リニューアル後は23店舗のうち5店舗が入れ替わり「大人がゆっくりくつろげる昭和レトロな空間」をコンセプトに、通路を打放しのコンクリートに変更するなど、昭和の路地裏の雰囲気を再現しています。