“旧車デザイン”の新型「本格4WD」公開! 「ジムニー」のような「箱型」デザインがカッコイイ! アルファ新型「ORYX」米で発表
超カッコイイ…新型「オリックス」って何?
アメリカに本拠地を置く新興EVメーカーのALPHA MOTOR(以下アルファ)は2024年4月22日、フル電動の商用小型ピックアップトラック「ORYX」(オリックス)を発表しました。
世界各国でさまざまな新興EVメーカーが乱立するなかで、アルファは駆動用バッテリーの交換を踏まえたシャシのモジュール化に関する特許を取得した強みを持っており、2020年に発表したクーペを皮切りにクロスオーバー、ピックアップトラック、セダンなどラインナップを拡充させています。
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今回発表されたオリックスは、主力モデルの「ウルフ」と同じピックアップトラックですが、ウルフが乗用ユースであるのに対して、オリックスは商用ユースを想定した設計になっているのが特徴です。
例えば荷台は長さが2195mmとウルフより360mmほど長くなっています。またサイドパネルは取り外し可能(ドロップサイド)で、フロア両側にあるレールにはフックを取り付けることができ、さまざまな貨物輸送ニーズに合わせて柔軟に対応します。
コックピットは計器盤と空調パネルにアナログ形式を採用。エクステリアデザインと同様に、レトロな雰囲気が漂います。
ボディサイズは全長5200mm×全幅1872mm×全高1768mm。後席を加えた4人乗りの「オリックスプラス」は全長が+420mm、全幅が+58mmとなります。
シングルモーターのRWD(後輪駆動)仕様とデュアルモーターの4WD仕様があり、一充電当たりの航続距離は250〜275mile(400〜440km)となっています。
同社によると2024年2月時点で6万9500台の受注を獲得したといいます。ただ、これまで発表してきたのはいずれもプロトモデル。まだ1車種も量産化に至っていません。販売開始は2025年になる見通しです。