三菱が「新型“コンパクト”SUV」発表! 全長4.3m級×クラス超え「上質内装」採用! 斬新「T字ライト」採用の「新型Xフォース」フィリピンで発売
新型「エクスフォース」 上質内装に精悍デザイン採用
三菱自動車工業のフィリピン法人は2024年6月28日、新型コンパクトSUV「エクスフォース(X-FORCE)」の先行予約を開始しました。
発売は7月5日を予定しています。
エクスフォースは2023年8月にインドネシアで世界初公開されたグローバルモデルのコンパクトSUVです。
【画像】カッコいい! これが三菱「新型コンパクトSUV」です(55枚)
主にASEAN地域に向けて開発され、インドネシアでの発売を皮切りに中南米、中東、アフリカにも投入されます。
ボディサイズ(インドネシア仕様)は全長4390mm×全幅1810mm×全高1660mm、ホイールベース2650mmと、トヨタ「カローラクロス」や三菱「エクリプスクロス」などに近いボディを持ちます。
デザインテーマは「シルキー&ソリッド」を提唱し、直線基調の立体的な面構成にメリハリをつけ、SUVの逞しさや躍動感を表現。
フロントフェイスはT字形のヘッドライトに三菱のデザインテーマである「ダイナミックシールド」を組み合わせ、力強い雰囲気を感じさせます。
ボディサイドはピラー上部がブラックアウトされる2トーンカラーにより、都会的で洗練されたスタイルを実現。
リアはフロント同様のL字型を採用し、大型のリアスポイラーを組み合わせ、スポーティなイメージも持たせています。
インテリアは、「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」をコンセプトとし、クラストップレベルの室内空間を実現。水平形状のインパネを採用することで、スタイリッシュなデザインとともに視界の広さも実現しました。
また、上級モデルでは12.3インチのディスプレイオーディオや8インチデジタルメーター、ヤマハと共同開発した「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」、アンビエントライト、本革シートなどを搭載し、クラスを超えた上質なモデルに仕上げています。
パワートレインは最高出力77kW・最大トルク141Nmを発揮する1.5リッター4気筒エンジンにCVTを組み合わせ、全車FF(他地域では4WDも設定)となっています。
最低地上高は193mmを確保したほか、AYC(アクティブヨーコントロール)や4つのドライブモード選択、テレインコントロールを採用。オンロード、オフロード両面で高い走行性能を確保しました。
先進運転支援システムでは、アダプティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキをはじめ、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも設定し、先進安全性能を強化しています。
ラインナップは上級モデル「GT」とベーシックモデル「GLS」の2タイプで、価格は136万7000ペソ(約375万円)から158万1000ペソ(約434万円)に設定されています。