トヨタ新型「スポーツ”SUV”」世界初公開! めちゃ速な「4座仕様」! 斬新エアロが超カッコイイ「ハイパーF」バンコクで披露

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スーパーGTのデザインチームが空力性能を見据えたスタイリングを担当

 トヨタのタイ法人は、2024年6月26日から30日まで開催されたカスタムカーイベント「バンコクオートサロン2024」に11台のカスタムモデルを出展しました。
 
 なかでも世界初公開のスポーツSUVのコンセプトカー「TOYOTA Hyper-F CONCEPT(ハイパーFコンセプト)」に注目が集まりました。

めちゃカッコいい! スポーツSUVのコンセプトカー「TOYOTA Hyper-F CONCEPT(ハイパーFコンセプト)」

 ハイパーFコンセプトは、トヨタ車の架装やカスタマイズブランド「モデリスタ」などを手掛けるトヨタカスタマイジング&ディベロップメントのタイ子会社「TCD-ASIA」が企画・開発したコンセプトカーです。

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 ベースモデルは、トヨタが主に新興国向けに展開する「フォーチュナー」。2004年に誕生した3列シートSUVで、現行モデルは2015年登場の2代目となります。

 ボディサイズは全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mm、ホイールベースは2750mm。日本で2023年まで販売されていた「ランドクルーザープラド」に近いサイズ感です。

 2.4リッターもしくは2.8リッターディーゼルターボエンジンが搭載され、4輪駆動もしくは2輪駆動モデルが設定されます。

 バリエーションも「フォーチュナー Leader」のほか「フォーチュナー Legender」「フォーチュナー GR SPORT」と多彩に用意され、タイでの販売価格は140万バーツ(約619万円)から196万9000バーツ(約670万円)まで。

 そんな主力モデルのフォーチュナーをベースに「スポーツハイパーラグジュアリースタイル」をコンセプトにつくられたのがハイパーFコンセプトです。

 TCD-ASIAのモータースポーツ活動において培った走破性能や空力性能を踏まえ、日本のスーパーGT参戦マシンを手がけるカーデザインチームがスタイリングを担当。

 フロントバンパーやスポイラー、フードエアダクト、前後オーバーフェンダー、フェンダーフィン、ルーフスポイラー、大型ディフューザー付きリアバンパーなどでイメージを一新させたています。

 足回りには22インチの大径鍛造アルミホイールを組み込むほか、新素材活用により更なる軽量化も実現させました。

 また室内にはスポーツシートを4座配置して、スポーツプレミアムな雰囲気を盛り立てます。

 パワートレインも性能向上し、ハイパーSUVモードで運転をより楽しくする新たなシステムとプログラムのチューニングを実施しているといいます。

 市販化の可能性などについては明らかにされていませんが、大いに期待されるところです。