とちぎテレビ

1000本を超えるブルーベリーを栽培する足利市の観光農園では、さまざまな種類のブルーベリーが食べごろを迎えています。

旬を迎えたブルーベリーが青紫色に色づき、たわわに実っています。

北関東自動車道の足利インターチェンジから3キロほどの場所にある、足利市田島町の「あしかがブルーベリー感動農園」です。足利市出身の井上和之さんが2021年にオープンさせた農園で、およそ5千平方メートルの敷地には1000本あまりのポットに70種類のブルーベリーが栽培されています。いつ訪れても10種類以上のブルーベリーが食べられるよう、栽培しています。

9日はおよそ15種類が食べごろを迎えていて、その中でも井上さんがおすすめするのは3つの種類です。完熟になると濃厚な味を楽しめる「エリザベス」、味のバランスがよく来週くらいに旬を迎える「リバティ」、そして、見た目が赤いのが特徴で完熟すると甘く、完熟前は酸っぱい味が楽しめる「ピンクレモネード」です。

また、今年は園内にカフェが新設されました。生クリームと2種類の日替わりブルーベリーをトッピングした「食べ比べかき氷」など、ブルーベリーの観光農園という点を生かしたメニューを複数用意しています。

園長の井上和之さんは「いつ来ても十何種類の食べ比べができることと、オールバリアフリー設計なのでベビーカーや車いすの方でも自由に摘み取れるようになっています。いろいろな種類のブルーベリーがあるので、ぜひ味わっていただきたい」と話しました。

今シーズンの営業は8月中旬ごろまでを予定しています。