とちぎテレビ

ホッケー女子の日本代表「さくらジャパン」のメンバーとして、パリオリンピックに出場する、栃木県内関係の3人の選手が7月9日、栃木県庁を訪れ福田富一知事に活躍を誓いました。

女子ホッケーの日本代表としてパリオリンピックに出場するのは、グラクソ・スミスクライン オレンジユナイテッド所属の狐塚美樹選手と田中彩樹選手、それに、栃木県日光市出身でコカ・コーラ レッドスパークスの中村瑛香選手の3人です。グラクソ・スミスクラインの小澤和幸コーチも、日本代表のアシスタントコーチに選ばれています。

9日に県庁を訪れた選手たちは、福田富一知事にオリンピックでの活躍を誓いました。

日光市出身の狐塚選手は、安定した守備を見せるディフェンダーで、オリンピックは東京大会に続いて2回目の出場になります。田中選手は、岩手県出身のミッドフィールダーで去年、右ひざに大けがをしましたが、それを乗り越えての初めての出場となります。中村選手は、日光市出身で、狐塚選手と同じ学年で県選抜で一緒にプレーした経験もある、日本代表のゴールキーパーです。

3人に激励金を手渡した福田知事は「悔いの残らないゲームをして、存分に戦ってきて。メダルを首にかけて帰ってきてほしい」と激励しました。

また、前日の7月8日は、3人の選手の地元や所属チームがある日光市で、栃木県ホッケー協会による激励会が行われました。国会議員や栃木県議、栃木県と日光市の関係者のほか、市内のホッケー部の小中学生や高校生など、およそ130人が出席しました。

栃木県ホッケー協会の青木一明代表理事が、「3選手とコーチの夢がかなうことを願っています」と激励した後、激励金が手渡されました。続いて、子どもたちから寄せ書きが書かれた日の丸と花束が贈られると、選手たちはオリンピックへの決意を表明しました。

ホッケー女子「さくらジャパン」の選手たちは、7月10日にパリに出発し、7月28日にドイツとの初戦に臨みます。