Peel the Apple

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Peel the Appleが、七夕で盛り上がる世情のなか、『夏の3大都市ツアー 〜ぴるあぽ旋風巻き起こせ!灼熱のGlitterツアー!〜』ファイナルとなる東京公演が、7日(日)に恵比寿ガーデンホールで開催された。

【写真】観客も大興奮だったPeel the Apple東京公演の様子【74点】

6月28日(金)に名古屋・Zephyr Hall、6月29日(土)に大阪・GORILLA HALL OSAKA、という大都市ツアーを回っていたPeel the Apple(以下表記:ぴるあぽ)。満員御礼の会場には、推しメンのグッズやサイリウムを持ちながら、ぴるあぽを心待ちにしているファンが詰めかけた。ライブ開始前の会場アナウンスでは、メンバーの黒嵜菜々子、佐野心音「元気がまだまだ足りない!」と煽って、客席を盛り上げていた。

爽やかなブルーの衣装に身を包んだぴるあぽが登壇すると、割れんばかりの拍手と声援が送られる。オープニング楽曲に、『リンゴの皮をむくな!〜Don’t Peel the Apple〜』のアップチューンが流れ出すと、推しメンのサイリウムを照らしながら、腕を大きく振る現象が起きた。ぴるあぽたちは、息ぴったりのダンスと歌を披露していきながら、声援に応えている様子だった。

2曲目は『勇敢JUMP!』がかかると、「You can jump!」の歌詞に合わせて観客もジャンプ! 曲間ではラインダンスを踊り、恵比寿ガーデンホールの地を揺らしていた。3曲目には、昨年TikTokで大バズり現象が誕生した楽曲『めっちゃちっちゃらぶ』が流れ出し、サビパートは観客たちも一緒になって、大流行したダンスのフリを踊り、アイドル・観客が超絶楽しんでいる様子が伺い知れた! 

4曲目『Happyyyy Pop!』では、歌詞の「Ding Ding Dong Dong」というパートを聞いた観客が、ぴるあぽに負けないようにリズムに乗っていた。続いての楽曲は、早いビートと重点音が鳴り響く『We are Hungry戦⼠』。メンバーの個性を紹介する楽曲となっており、「必殺!アイドルスカイミスト」といった戦隊ヒーローの様な技を繰り出していた。

舞台登壇から直ぐ、怒涛の5曲をパフォーマンスを果たしたぴるあぽたち。メンバーを代表して松村美月は、「来場してくれてありがとう! 沢山の方にお越しいただき、大きな歓声をもらえて本当に嬉しいです! 今度は五大都市ツアーがしたくないですか?」とコメント。また今回の新衣装を身にまとっており、お気に入りポイントを問われた小田垣有咲は「肩! みなさん可愛いですか?」と観客に問いかけると、割れんばかりのカワイイレスポンスが起こっていた。

続いて披露するのは、3大都市ツアータイトル曲にもなっている『灼熱Glitter』。嵐、AKB48、ももいろクローバーZといったトップアーティストにも楽曲を提供する、多田慎也氏が手掛けている。イントロから夏の匂いを感じせるリズムでクセになる楽曲で、会場も大盛り上がり! 

続けて90年後半の、J-POPソングの匂いを醸し出す楽曲『サニーガール』をパフォーマンスすると、最後列にいる観客までもが、楽曲のリズムに合わせて身体を揺らしていた。猛暑日かと思う程の熱気から一転、冬のナンバー『冬⾊センチメンタル』が流れると、応援団の様な声量のコールが生まれてしまい、会場の温度が一度も下がらない! 

観客たちのアツい熱量を浴びながら、ぴるあぽが続けて披露するのは、春を感じるナンバー「⼤好きだよ、ブロッサム」。夏、冬、春へと季節を流れて構成となり、切ない失恋の歌を歌い上げた。しっとりした『アオハルスケッチ』、『夏、恋はじめます』といった、青春恋愛映画を彷彿とさせる演出が施されながら、恋に悩む女心を歌とダンスで大変していく。

最大級に盛り上がり終えると、松村は「ツアーが始まって、観客たちが楽しいというXのポストを見ていて、嬉しいなと思いました。ここでも言い残したことがあります、全国ツアーしましょう!」と、またツアーがしたいと願望を言い放つと拍手が起こった。