【海外発!Breaking News】オーバーブッキングで降機を促された男性「人の予定をめちゃくちゃにするな」と大激怒(米)<動画あり>
このほど離陸直前の機内で、怒鳴り続ける男性の姿をカメラが捉えた。激高している男性は、オーバーブッキングにより座席がないと告げられ、降機を促されていた。3か月前に航空券を予約していた男性は納得できず、1時間にわたって降機を拒否し続けたという。当時の様子を収めた動画がネット上に拡散されると、人々からは「航空会社側の問題なのに、男性が気の毒」といった同情の声が寄せられた。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。
【この記事の他の写真を見る】
【この記事の動画を見る】
話題の動画は、米ロサンゼルスからコロンビアの首都ボゴタへ向かう、コロンビアの航空会社「アビアンカ航空」の便で撮影された。映像には、1人の男性が機内の入り口付近で客室乗務員に向かって怒鳴っている様子が映っている。
この男性は、コロンビア出身で弁護士のフアン・マヌエルさん(Juan Manuel)で、今回クライアントとの重要なミーティングがあるため3か月前に航空券を購入していた。しかし、アビアンカ航空が座席を過剰に販売していたことで、オーバーブッキングが発生した。
予約の変更やキャンセルが可能な航空券の場合、予約があっても実際には搭乗しないケースがある。できるだけ座席を埋めて運航するために、航空会社は実際の座席数よりも過剰に予約を受け付けることがあるという。しかし今回のように、誰も予約の変更やキャンセルを行わなかった場合、座席数が足りず、オーバーブッキングとなってしまう。
出発の2時間半前には空港に到着していたというフアンさんは、搭乗時刻になって機内に乗り込むと、自分の座席に子どもが座っていることに気付いた。自分の搭乗券とその子どもの搭乗券を見比べると、同じ座席番号が記載されていたという。フアンさんは、機内で搭乗券を確認していた時に客室乗務員からオーバーブッキングの事実を伝えられたと言い、「お願いします。降りてください」と案内された。
オーバーブッキングは、完全にアビアンカ航空の都合である。もちろんフアンさんもこの対応に納得できず、機内から降りるのを拒否した。
フアンさんは、「俺は代金を支払ったし、カードから引き落とされているんだ。無いものを売るなんて失礼過ぎるぞ」などと客室乗務員に詰め寄り、不当な扱いだと主張した。
客室乗務員は代替案などを出しながら説得を続けたが、「いい加減な代案を出すのはやめてくれ。この便に乗らなくちゃいけないんだ。俺は弁護士だぞ、リスペクトしろ」と、フアンさんは一歩も譲らなかった。さらに、撮影されていることに気付いたフアンさんは「好きなだけ撮影しろ、話題になることを祈るね」と撮影者に向かって伝えている。
その後、客室乗務員は警察に通報すると言い出したが、フアンさんは「ぜひ呼んでくれ。被害届を出すよ。人の予定をめちゃくちゃにするな」と言い返した。
頑なに降機を拒んだフアンさんだったが、他の乗客たちが離陸を待っている状況を考慮し、最終的に諦めて降機することを選んだ。フアンさんのこの選択に、機内からは拍手が起こったという。
この後、フアンさんは他のフライトでボゴタに向かうことになったが、その便は遅延していたため、クライアントとのミーティングには間に合わなかったそうだ。
この動画を見た人々からは、「航空会社は乗客を搭乗させる前に気付かなかったの?」「これは完全に航空会社が悪い」「過剰に予約を取るのは法律で禁止してほしい」「これは怒って当然だ」「この人には納得のいく補償が出るといいけど」など、アビアンカ航空を非難するコメントやフアンさんへの同情の声が相次いでいる。
画像は『New York Post 「Airline double-books flight, passenger refuses to exit: ‘You can’t be playing with people’s plans’」(Thiago Trevisan - stock.adobe.com)(Jam Press Vid)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
【この記事の動画を見る】
話題の動画は、米ロサンゼルスからコロンビアの首都ボゴタへ向かう、コロンビアの航空会社「アビアンカ航空」の便で撮影された。映像には、1人の男性が機内の入り口付近で客室乗務員に向かって怒鳴っている様子が映っている。
この男性は、コロンビア出身で弁護士のフアン・マヌエルさん(Juan Manuel)で、今回クライアントとの重要なミーティングがあるため3か月前に航空券を購入していた。しかし、アビアンカ航空が座席を過剰に販売していたことで、オーバーブッキングが発生した。
予約の変更やキャンセルが可能な航空券の場合、予約があっても実際には搭乗しないケースがある。できるだけ座席を埋めて運航するために、航空会社は実際の座席数よりも過剰に予約を受け付けることがあるという。しかし今回のように、誰も予約の変更やキャンセルを行わなかった場合、座席数が足りず、オーバーブッキングとなってしまう。
出発の2時間半前には空港に到着していたというフアンさんは、搭乗時刻になって機内に乗り込むと、自分の座席に子どもが座っていることに気付いた。自分の搭乗券とその子どもの搭乗券を見比べると、同じ座席番号が記載されていたという。フアンさんは、機内で搭乗券を確認していた時に客室乗務員からオーバーブッキングの事実を伝えられたと言い、「お願いします。降りてください」と案内された。
オーバーブッキングは、完全にアビアンカ航空の都合である。もちろんフアンさんもこの対応に納得できず、機内から降りるのを拒否した。
フアンさんは、「俺は代金を支払ったし、カードから引き落とされているんだ。無いものを売るなんて失礼過ぎるぞ」などと客室乗務員に詰め寄り、不当な扱いだと主張した。
客室乗務員は代替案などを出しながら説得を続けたが、「いい加減な代案を出すのはやめてくれ。この便に乗らなくちゃいけないんだ。俺は弁護士だぞ、リスペクトしろ」と、フアンさんは一歩も譲らなかった。さらに、撮影されていることに気付いたフアンさんは「好きなだけ撮影しろ、話題になることを祈るね」と撮影者に向かって伝えている。
その後、客室乗務員は警察に通報すると言い出したが、フアンさんは「ぜひ呼んでくれ。被害届を出すよ。人の予定をめちゃくちゃにするな」と言い返した。
頑なに降機を拒んだフアンさんだったが、他の乗客たちが離陸を待っている状況を考慮し、最終的に諦めて降機することを選んだ。フアンさんのこの選択に、機内からは拍手が起こったという。
この後、フアンさんは他のフライトでボゴタに向かうことになったが、その便は遅延していたため、クライアントとのミーティングには間に合わなかったそうだ。
この動画を見た人々からは、「航空会社は乗客を搭乗させる前に気付かなかったの?」「これは完全に航空会社が悪い」「過剰に予約を取るのは法律で禁止してほしい」「これは怒って当然だ」「この人には納得のいく補償が出るといいけど」など、アビアンカ航空を非難するコメントやフアンさんへの同情の声が相次いでいる。
画像は『New York Post 「Airline double-books flight, passenger refuses to exit: ‘You can’t be playing with people’s plans’」(Thiago Trevisan - stock.adobe.com)(Jam Press Vid)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)