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高校生が団体などの職員から、電気の安全について実践形式で学ぶ出前授業が6月25日、栃木県宇都宮市の高校で行われました。

宇都宮工業高校で25日、関東電気保安協会栃木事業本部の職員による、電気の安全に関する出前授業が行われました。この授業は、宇都宮工業高校が進めるキャリアの形成に向けた支援事業の一つで、生徒が企業や団体などの職員から、実践形式の授業で仕事を学ぶことで、進路を選択するときの参考にするのが目的です。

25日は、電気科の3年生40人が、漏電やショートなどの電気の安全に関する基礎知識を学びました。生徒たちは、家庭にあるブレーカーの回路に見立てた模型を使って、漏電遮断機を復旧する方法を実際に試してみたり、絶縁するための安全用具の装着を体験しました。

また、アース測定器を使って接地抵抗を測定する実習では、宇都宮工業高校の卒業生の職員2人が講師になって、校庭にある鉄棒や旗を掲げる柱の抵抗値を測定しました。