アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)の功労賞を受賞したニコール・キッドマン。現地時間4月27日(土)に授賞式が開催された。ニコールが夫でカントリーシンガーのキース・アーバンと娘2人とともに出席した。娘たちがレッドカーペットに登場するのはこれが初。

ニコールとキースは15歳のサンデー・ローズと13歳のフェイス・マーガレットとともにカメラの前に。ちなみにニコールの妹でジャーナリストのアントニア・キッドマンとその娘シベラ・ホーリーも一緒だった。

ニコールもキースも娘に関してはとりわけプライバシー重視主義。これまで2人をマスコミに出すことはほとんどなかったし、パパラッチにも狙われないよう注意を払ってきた。今回公の場所に連れてきたことについてニコールは「2人ともこれがどのような場所なのか理解して来ることができる年齢になった」とテレビ番組「エンターテイメントトゥナイト」にコメント。「私の母はここにはいないけれど、生放送を見ている。家族全員に囲まれていると思うと、落ち着いていられる」。

AFIの功労賞はこれまでメリル・ストリープやジョージ・クルーニーなど名だたる俳優が獲得してきた名誉ある賞。それを受け取る瞬間を娘たちと分かち合えたことについて聞かれるとニコールは「彼女たちはとても協力的で信じられないほど愛情に満ちている」答えていた。とはいえ、ティーンらしい一面も。「授賞式のあと、家でお祝いのアフターパーティーをやる予定なのだけれど、娘たちは『パーティーをやるの?』って言っている。彼女たちが楽しみにしているのはパーティーなんだ」。雑誌『ピープル』が報じている。

ちなみにニコールの娘たちは母の後を追って女優になることには興味がないという。ニコールはこの日のレッドカーペットで「娘たちは彼女たち自身のキャリアを築きたいと思っている」と話していた。ニコールそっくりの2人がこれからどんなキャリアを築いていくのか、楽しみにしたい。