トヨタ「新型SUV」世界初公開！ 新たな姿の「ハイラックス“サーフ”!?」！ 15年ぶり全面刷新の「4ランナー」米で発表
トヨタ新型「4ランナー」のエクステリア世界初公開！
2024年4月9日（現地時間）、トヨタの米国法人は新型「4ランナー」を世界初公開しました。
4ランナーは、1984年に登場したミッドサイズSUV。日本でもかつて4代目までが「ハイラックスサーフ」の車名で展開されていたため、“ハイラックスサーフ後継機”などとも表現されることもあります。
【画像】「えっ…！」これが”世界初公開"された新型「ハイラックスサーフ!?」です！画像で見る（30枚以上）
現行モデルは、2009年に誕生した5代目。ラダーフレームを採用した強固なボディを持ち、最大7名乗車が可能なユーティリティを備えた本格的なオフロード車です。
そんな4ランナーですが、ピックアップトラック「タコマ」と基本構造を共通としており、タコマが2023年5月8日にもフルモデルチェンジを果たしたことから、4ランナーもそろそろフルモデルチェンジを迎えるのではないかと噂されていました。
そして2024年4月9日（現地時間）、ついに15年ぶりのフルモデルチェンジを遂げ、6代目となる新型モデルが世界初公開されました。
新型4ランナーは、「SR5」、「TRD スポーツ」、「TRDスポーツ プレミアム」、「リミテッド」、「プラチナム」、「TRD オフロード」、「TRD オフロード プレミアム」、「トレイルハンター」、「TRD Pro」の9つのグレードから選択可能。トヨタが米国で展開するクルマの中でも最も多様なラインナップを備えているといいます。
エクステリアは、直線を多用したタフなデザイン。新たなハイクリアランスバンパーなどを備え、デザイン性だけでなく走破性も重視されています。
また4ランナーで、伝統的に採用されているテールゲートのパワーウィンドウや、ハンズフリーパワーリフトゲートを装備。利便性が高められています。
インテリアは、機能的かつ目を引くデザイン。外観同様直線を多用したタフな印象です。乗車定員は基本的には2列5名乗りですが、一部グレードでは3列シートを設定可能で、7名乗車が可能です。
2400wのACインバーターを備えており、壮大な冒険中でも様々な電子機器を使用可能です。また車内に備わる「JBL Flex ブルートゥースピーカー」は、取り外しが可能で車外でも音楽を聞くことができます。
パワートレインは、最高出力278馬力・最大トルク317lb.-ftを発揮する2.4リッターi-FORCE ターボエンジンもしくは、最高出力326馬力・最大トルク317lb.-ft i-FORCE MAX ハイブリットの2種類。これらに組み合わせるトランスミッションは、どちらも8速AT、同パワートレインは1700rpmから最大トルクを発揮する応答性に優れたパワートレインだといいます。
駆動方式は、標準でパートタイム4WD、上位グレードではフルタイム4WDとなっています。
サスペンション機構は、フロントがダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクを採用。滑らかさと安定性のバランスを絶妙に保っています。
先進安全装備には、トヨタ セーフティ センス3.0が標準装備。これにはオートマチックハイビームや、全車速ダイナミックレーダークルーズなどが含まれます。
トヨタの北米法人で副社長兼ゼネラルマネージャーを務めるデイブ・クライスト氏は、新型4ランナーについて以下のようにコメントしています。
「この新型4ランナーは、私たちのトラックファミリーの物語を見事に締めくくる、驚くべき多用途性と機能を備えています。この第6世代モデルは、クールで新しい外観と驚くべき機能を備えていますが、お客様に愛されている頑丈なスタイルと機能を維持しています」
北米での発売は2024年秋を予定。現段階では、価格などは発表されておらず、続報が待たれます。
