約50万円で「3人」乗れる!「公道走行」もOK! 運転も楽しい「新型トライク」発売! ユニークすぎる「斬新モデル」に反響殺到!

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約50万円で「3人」乗れるって凄い!反響が殺到

 神奈川県相模原市に本拠を置くカーターは、一部改良を施した「APトライク125」の2024年モデルを発売しました。
 
 同車は「クルマバイクの良いとこ取り」をしたユニークなモデルで、また今回の発表で初めてその存在を知ったという人も多く、SNSでは数多くの反響が寄せられています。

3人乗れて最高に楽しい「APトライク125」

 APトライク125は、安価な車両価格や維持費としながらも高い実用性を備えたモデルとして、様々な用途で活用され人気を博している小型の屋根付きトライクです。

【画像】「えっ…!」 これが公道も走れる「3人乗りトライク」です!(13枚)

 運転に必要な免許は通常のクルマと同じ普通自動車免許(AT限定で可)ですが、維持や購入時に負担となる車検や車庫証明は不要。

 さらに保険や税金関係は250ccのバイクと同等なのでクルマより安く所有でき、年間の自動車税はわずか3600円。

 それでいながら、移動先ではクルマ用のコインパーキングも利用できるなど、まさにクルマバイクの利点を併せ持ったモデルと言えます。

 そんなAPトライク125のボディサイズは全長2200mm×全幅1000mm×全高1650mm。

 パワーユニットには最高出力8.6馬力・最大トルク0.89kgf/mを発揮する123.6cc空冷エンジンを搭載し、クラッチレバー操作の不要な4速MTを組み合わせて、最大3人を乗せながら走行することが可能です。

 最高速度は条件によって70km/h程度は出るものの、販売するカーターからは安全な運行のため50km/h以下の走行が推奨されています。

 運転はバイクのようなバー型ハンドルで操舵しますが、一方でクルマのようにバックギアが設けられているため、たとえ入り組んだ狭い路地や駐車場に頭から入ったとしても取り回しに苦労することはありません。

 シートは前後に位置調整できるうえ、背もたれの角度も傾けられるので、様々な体格の人にあわせたドライビングポジションに調整することもできます。

 装備面では、ボディをしっかりとカバーする屋根やフロントシールド、ワイパー、視認性を高める明るい灯火類も標準装備されているため、雨の多い季節であってもほぼ濡れることなく走行できる点も大きな魅力です。

 くわえて、オプションには折りたたみ式の「リアキャリア」も用意されているので、より多くの荷物を運ぶような用途で使用する場合には積載量を増加させることが可能です。

 また、APトライク125には法律上ヘルメットの装着義務はありませんが、安全性を高めるために乗車時はヘルメットとグローブの装着が推奨されています。

 高速道路の走行も法規的には可能ですが、これについてもカーターはエンジンスペック的に推奨できないと考えており、決して高速道路の走行はしないよう発表されていますので注意が必要です。

「新型」になって何が変わった? ユーザーの声で果たした「大きな進化」とは

 今回、新たに2024年モデルとなった新型APトライク125は、従来モデルのユーザーから寄せられたフィードバックに基づいた改良が行なわれ、強度とともに品質も高められています。

3人乗れて最高に楽しい「APトライク125」

 具体的には、フロントホイールハブやディファレンシャルギアのベアリングを大径化したほか、各種金属カラーの寸法を見直し、強度と耐久性を向上。

 エキゾーストマフラーは2分割化され、接合部には球面フランジを採用し、より衝撃に強くなったといいます。

 またフロント及びリアガラスのコーキングも材質を変更されています。

 新型APトライク125の車両価格(消費税込)は、52万8000円。全国の正規販売店にて試乗や購入が可能です。

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 この新型となったAPトライク125についてSNSでは、「これ凄く面白いし便利そう!」「家から会社まで1kmだし、めっちゃ欲しい笑」「チョイ乗りには丁度よさそうですね」「むしろ趣味として乗る」など、今回初めて同車の存在を知ったという人から多くの好意的なコメントが見られます。

 また「トゥクトゥクみたい!」「ミゼットの現代版かな」と、海外や過去の3輪トライクを思い出したという投稿や、「軽自動車が高くなった現在の日本人の身の丈に合ってて良いんじゃないですか」「都会はデカいクルマに一人で乗っている人が多すぎる。あと田舎のおじいちゃんおばあちゃんにもピッタリな気がする」といった、現実的で無駄のない選択肢だと考える意見も。

 そのほか、「良い面、良くない面をキチンと表示する誠意はメーカーに感じた」「今まで無かった選択肢が増える事は今後の日本にとっても喜ばしい事だと思います」「軽自動車と電動アシスト自転車の中間に位置する乗り物として活用できるのでは」など、社会的な面から同車の果たせる役割を真剣に話し合う様子も見え、今後のAPトライク125のさらなる活躍が想像できるものでした。