去年の豪雨で一時孤立… 防府市の小学校で災害時に活躍するドローンについて学ぶ教室
災害時に活躍が期待されるドローンについて知ってもらおうと、防府市の小学校でドローン教室が開かれました。
防府市の向島小学校で開かれたドローン教室には全校児童およそ30人が参加しました。
向島地区は去年7月、大雨の影響により県道ののり面が崩れ、一時およそ50世帯100人が孤立しました。
この教室はドローンの普及活動や技術指導を行う山口県ドローン協会が、子どもたちにも災害時に役に立つドローンに親しんでもらおうと開いたものです。
(6年生)「予習(シミュレーション)ではやりやすかったけれど、実践となると滑ったりして難しかった。」
山口県ドローン協会では、支援物資の運搬など今後も災害時のドローンの活用に取り組んでいきたいとしています。
(山口県ドローン協会 津森綾華さん)「荷物の運搬や救援救助など、役に立つ機会が今後増えてくると思うので、理解が広がっていったらと思っています。」
向島小学校では、来年度もドローン教室を開く予定です。