【フェブラリーS展望】好走条件満たすドゥラエレーデがダートでもGI制覇を狙う
JRAでは年明け初となるGI競走。以前はトップクラスが参戦するレースだったが、20年から同月にサウジCデーが開催されるようになり、一線級がそちらを目指すケースも増えたこともあって、フレッシュな勢いのある馬が通用する傾向となっていきそうだ。
1.大型馬が優勢
馬体重が499キロまでの馬は[2-4-2-60]で複勝率11.8%なのに比べ、馬体重が500キロ以上の馬は[8-6-8-68]で複勝率24.4%と圧倒的に有利。冬場のダート戦ということもあるが、大型馬、中でも520キロを超えるような馬には注目したい。
2.距離短縮馬が狙い目
今回が距離短縮になる馬が有利。回収率はコパノリッキーが最低人気で勝っているので参考程度だが、複勝率24.1%と、今回が延長の馬の14.1%に比べて高くなっている。また、同距離は12.5%と最も低い。
3.勝ち馬はキャリア20戦まで
ここまでのキャリアを見ると、勝ち馬は全てキャリア20戦以内に入っている。21戦以上走っている馬については2着、3着はあるので、相手には入れておきたい。
ドゥラエレーデは芝のGIで勝っているだけにスピードの裏付けがあり、馬体重も最高で524キロと馬格も十分。チャンピオンズC、東京大賞典と3着で、ここでは実績も上位。キャリアも11戦と浅く、ここはこの馬を軸として考えたい。