「イランのメッシ」と呼ばれたアズムン…本人も“どこが似てんだ?”と驚いた、そのニックネームのワケとは
イランのユース代表時代には「イランのメッシ」「ペルシャのメッシ」と言われていたというサルダル・アズムン。
ただ、多くのファンの目の前に姿を表すようになった彼はすでに本職であるストライカーでプレーしており、ユース代表のころのようにウイングやトップ下で起用されることもなくなっていた。
その「イランのメッシ」という記述は、『golestanema』によると以下のような事情でつけられたという。
「アジアサッカー連盟のウェブサイトで、レポートの中でイランの代表チームの若手ストライカーであるサルダル・アズムンを紹介し、それから「イランのメッシ」として知られるようになった。
しかし彼はプロのサッカー選手になるためにダイレクトな道を通らず、10代の頃はイランのバレーボールチームでプレーしていた…」
ユース代表でプレーしていた有望な若手であったサルダル・アズムンを2014年にアジアサッカー連盟が紹介し、その際に「イランのメッシ」と書いていたのが始まりであるという。
そして、当のサルダル・アズムンは2015年に行われた『tarafdari』のインタビューにおいて以下のように話していた。
「メッシとの類似性について?そのニックネームがどこから来たのかわからないよ!僕のどこがメッシに似ているんだい?
僕の特徴はメッシとは全く違うし、そのニックネームはまったく好きじゃないね。自分のお気に入りはズラタン・イブラヒモヴィッチだ。彼のプレーは大好きなんだ」
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ちなみにサルダル・アズムンの父親であるハリル・アズムンはイランの代表にも入っていた名バレーボール選手である。
サルダル・アズムンも少年時代はバレーボールを本格的にプレーしていたそうで、国の選抜チームにも入っていたそうだが、「でもサッカーのほうが好きだったんだ」とのこと。