日本とグループリーグ最終戦で対戦するインドネシア代表【写真:ロイター】

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アジア杯グループDの対戦国が激突、長距離スローで決定機演出シーンに驚き

 森保一監督率いる日本代表は、アジアカップのグループ初戦でベトナム代表を4-2で下し、白星発進。

 1月15日にはグループ内のもう1試合、インドネシア対イラクの一戦が行われたなか、日本の対戦国による“ロングスロー戦法”が話題に。「脅威になりそう」「えぐい」などと熱視線が注がれている。

 グループDの日本は、ベトナムとの今大会初戦でMF南野拓実の2ゴール、MF中村敬斗、FW上田綺世の1ゴールで勝利。一方で前半にはセットプレーから2失点を喫し、一時1-2と逆転を許す不安要素も覗かせた。今後、19日にイラク、24日にインドネシアとの対戦を控えるなかで、この両国が15日に激突した。

 試合は前半17分、イラクがFWモハナド・アリの得点で先制も、同37分に右サイドからのクロスがファーサイドに流されたところにFWマルセリーノ・フェルディナンが詰めて同点に。それでもFIFAランク63位のイラクは、同146位のインドネシアに対し前半アディショナルタイム、後半30分と加点して3-1で勝利した。

 敗れたインドネシアは健闘が光ったなかでも、SNS上では“ロングスロー戦法”が話題に。とりわけ注目を集めたのが前半5分の場面だった。元東京ヴェルディDFアルハンがピッチ手前のタッチライン脇から勢い良くボールを放り投げると、ゴール前での競り合いからのルーズボールを拾ったM・フェルディナンがクロスバー直撃のシュートを見舞った。

 飛び道具による決定機演出に、SNS上では「すごい飛ぶなあ」「えぐい」「めっちゃ飛ぶ」と驚きの声が続々。日本はベトナム戦でセットプレーから2失点していることもあり、「脅威になりそう」「要注意」との声も。Jリーグでもその驚異的飛距離のロングスローでインパクトを残したアルハンは、厄介な存在になるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)