アップルは1月9日、クラシック音楽に特化した音楽配信サービス「Apple Music Classical」を1月24日から日本で開始すると発表した。日本のクラシック音楽団体と提携し、日本にローカライズした内容としているのが特徴。日本のApple Musicに加入している人ならば追加料金なしで利用できる。

クラシック音楽に特化した音楽配信アプリ「Apple Music Classical」、いよいよ日本でのサービス開始が発表された

Apple Music Classicalは、クラシック音楽に特化したApple Musicの派生アプリ。2023年3月、一部のアジア地域を除く全世界でサービスを開始していたが、今回晴れて日本でもサービス開始が決まった。Apple Musicのサブスクリプションを登録していれば、追加料金なしで楽しめる。

収録楽曲数は500万以上で、世界的に有名なオーケストラによる録音も含んでおり、“世界最大級のクラシック音楽のストリーミングカタログ”としている。日本でのサービス開始にあたり、日本のクラシック音楽団体と連携して日本向けのローカライズを図った。パートナー団体の名称は1月中に発表するという。

音質面では、サービス全体で最大192kHz/24bitのロスレスオーディオに対応するほか、Dolby Atmosによる空間オーディオにも対応。何万ものクラシックのアルバムやレコーディングが空間オーディオで楽しめる。

Apple Music Classicalの利用には、専用アプリ「Apple Music Classical」が必要。現在、アプリの予約注文を受け付けている。

Apple Music Classicalの利用には専用アプリが必要。本家のApple MusicとUIを揃えているので使いやすい

アーティストの画像はすべてApple Music Classicalのために用意した書き下ろしだ