競馬番組のMCや馬券師としても活躍中の守永真彩さん。1月9日の「くにまる食堂(文化放送)」では、守永さんにとって忘れられないレースを伺った。

邦丸「忘れられないレースって、いくつもあると思うんだけど、その中で強いて挙げるとしたら?」

守永「競馬を始めた年に初めて現地で見た日本ダービーですかね」

邦丸「お~っ、何が勝った?」

守永「キズナ」

邦丸「キズナが勝ったレースだ」

守永「2013年の日本ダービーなんですけど、それまで競馬ってギャンブルのイメージが強かったんですね。でも日本ダービーを生で観に行って、その意識がガラッと変わりましたね。キズナが最後の4コーナーで直線に向かう時に外から一気に前の馬を抜き去って行ったんです。その時、場内の歓声がウワ~ッて地鳴りのように響いて、一頭の馬がこれだけ多くの人を魅了するんだと思いました。お客さんも馬券だけじゃなくて武豊さんとキズナのドラマを目の前で見て感動を共有してる感じがして、馬券だけじゃなくて競馬ってこういう感動できるスポーツなんだなって感じたんですよね。私の意識がガラッと変わったレースでしたね」

邦丸「人馬一体って言葉があるけれど、ジョッキーと馬だけじゃなくて場内中がね…」

守永「そうですね。キズナっていう名前も震災の復興を兼ねての名前でしたし、武豊騎手もそれまでちょっと不振だったのもあって『武豊騎手が帰ってきた』っていう“豊コール”もあって、まだ競馬始めたばっかりだったので、深いところまでは分からなかったんですけれども、競馬っていいなって思ったんですよね」

番組では、この他にも守永真彩さんに競馬の魅力をたっぷり伺っています。