金沢市のファミマ、飲料水を「2倍の価格」表記...能登半島地震直後でネット波紋 「本数を間違えた」本社が謝罪
コンビニ大手のファミリーマート(東京都港区)は2024年1月5日、前日4日に金沢市内の加盟店で、ペットボトル飲料水「宮崎県霧島の天然水1020ミリリットル」12本入りの価格を誤って24本入りの価格で表示していたことが判明したとして、公式サイトで謝罪した。
X(旧ツイッター)上では、金沢市内の店舗が上記の天然水12本入りを2倍の価格で表示して販売していたとする情報が拡散。石川県で最大震度7を観測した令和6年能登半島地震の発生を受け、波紋を広げていた。
「価格表示の修正指導など適切に対応しております」
ファミリーマートは1月5日、金沢市の店舗で4日、「宮崎県霧島の天然水1020ミリリットル」12本入りの価格(税込1788円)を24本入りの価格(税込3576円)で誤って表記していたことが判明したと、公式サイトで発表した。
同社は事実関係を確認したところ、「当該店舗において、箱入り飲料水の飲料の本数を間違えて手書き販促物を作成したことがわかり、現在は、正しい通常価格の表記とさせていただいております」と説明した。誤った価格での販売はないといい、「レジ会計時も正規価格が表示されます」としている。
ファミリーマートは「お客さまには、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
同社は5日、J-CASTニュースの取材に対し、「本件につきましては、本部としても状況確認し、価格表示の修正指導など適切に対応しております」と答えている。